【住宅情報館】通し柱構造、スラブシステム基礎による災害に強い住宅

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(画像:AI・Canvaにて作成)

住宅情報館株式会社は、1993年10月13日に設立され、「住まいの総合プロデュース」を企業理念に掲げています。設計から施工、入居後のアフターサービスに至るまで、自社直営システムを活用し、一貫したサポートを提供することで、高品質で安心できる住まいづくりを実現しています。

同社の特徴として、コスト削減と高品質の両立が挙げられます。自社直営体制を採用することで流通経費を抑え、より多くの顧客に優れた住まいを届けています。また、顧客視点を重視し、販売現場の情報を迅速に反映しながら、専門スタッフがきめ細やかに対応することで、満足度の高いサービスを提供しています。さらに、住宅の設計や施工にとどまらず、賃貸仲介や保険代理店事業など幅広い不動産サービスを展開し、住まいに関するさまざまなニーズに応えています。

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【建物のデザインや構造・工法の特徴】

住宅情報館の住宅は、構造部材にこだわりがあり、1階の土台から2階の桁までを1本の柱で貫通させた「通し柱構造」を採用することで、建物全体の強度を向上させています。さらに、一般的な柱よりも1.65倍の太さを持つ「4.5寸柱」を使用することで、より高い耐震性を確保しています。柱や梁には国産檜を採用し、耐久性に優れ、シロアリにも強い構造となっています。

基礎工法にも強いこだわりを持ち、「スラブシステム基礎」により13mmの鉄筋と150mm厚のコンクリートを使用することで、従来よりも強度を向上させています。また、床全体の水平剛性を高める「剛床構造」を採用し、建物全体の安定性を向上。さらに、CAD設計データを基に精密加工された部材を使用する「プレカット工法」を導入し、接合部の強度を強化しています。これらの技術は、実大三次元耐震実験によってその性能が実証されており、災害に強く、長期間にわたって安心して暮らせる住まいを実現しています。

住宅デザインの面でも、住宅情報館は高い自由度とデザイン性を誇っています。完全自由設計を基本とし、家族構成やライフスタイルに合わせた間取りプランの提案が可能です。外観プランニングでは、多彩なスタイル・カラー・素材を組み合わせることで、個性的な住まいを実現できます。さらに、カジュアル・エレガント・モダンなど、好みに応じたインテリアコーディネートが選択できるため、自分らしい空間をつくることができます。

素材と構造の融合にもこだわり、柱や梁には国産檜を使用することで、木の温もりを感じられる空間を演出しながら、高い耐久性を実現しています。また、フレーミングモノコック工法を採用することで、大開口窓や柱のない開放的な空間を可能にしつつ、震度7以上の耐震性を確保しています。

住宅情報館の住まいは、耐震性・耐久性・快適性を兼ね備えながら、デザイン性やカスタマイズ性にも優れ、理想の住まいを実現できる点が大きな魅力となっています。

【建物の性能に関するもの、断熱・耐震・密性・耐久性などの特徴】

断熱性能では、高性能断熱材「アクリアネクスト」グラスウール(等級4)を壁と天井に採用し、床にはポリスチレンフォームを使用することで、優れた断熱効果を実現しています。さらに、防湿フィルム付きで結露を防ぎ、室内の快適な温度を維持しやすい構造となっています。

窓にはLow-Eペアガラスを採用し、樹脂サッシとの組み合わせで熱の伝達を抑制。これにより、冬の暖房効率と夏の冷房効率を向上させ、年間を通して快適な住環境を提供します。特に「檜物語」シリーズでは、UA値0.42を達成し、北海道エリアの省エネ基準(UA値0.46)を上回る高い断熱性能を誇ります。

耐震性能においては、フレーミングモノコック工法を採用し、木造軸組工法に耐力面材と剛床を組み合わせることで、震度7以上の地震にも対応できる強固な構造を実現。これにより、一般住宅と比較して最大62%揺れ幅を抑えることが可能です。さらに、国土交通大臣認定の壁倍率2.9倍を誇る「スーパーパネル」を使用し、耐震性能を大幅に向上させています。また、地震の揺れを軽減する制振ダンパー「EQ GUARD」を導入し、耐震性と制振性を両立させた安全な住まいを提供しています。

気密性にも優れ、工事中と完成後の2回にわたって気密測定を実施することで、徹底した気密施工を実現。隙間を最小限に抑えることで暖房・冷房の効率を最大化し、エネルギーコストを削減します。さらに、Low-Eペアガラスと断熱材の組み合わせにより、外気温の影響を軽減し、一年を通じて快適な室内環境を維持できる高気密構造を実現しています。

耐久性の面では、「スラブシステム基礎」を採用し、13mmの鉄筋を200mm間隔で配置し、150mm厚のコンクリートを使用することで、縦揺れ・横揺れの両方に強い基礎構造を実現しています。また、CAD設計データに基づいた高精度なプレカット工法を導入し、接合部の強度を高めることで、長期にわたって安心できる住まいを提供。柱や梁には国産檜を使用し、シロアリ耐性と耐久性に優れた素材を採用することで、住宅の寿命を延ばし、安全性を向上させています。

さらに、省エネ基準にも適合しており、「檜物語」シリーズは次世代省エネ基準(ZEH水準)をクリア。これにより、火災保険料の割引対象となるメリットもあります。ただし、耐震等級については「2~3相当」とされていますが、実際の耐震等級は「1」となる場合があり、地震保険の割引対象外となる可能性がある点には注意が必要です。

住宅情報館の住宅は、断熱性・耐震性・気密性・耐久性のすべてにおいてバランスの取れた性能を持ち、快適で安全な暮らしを実現できる住まいを提供しています。

【アフターサポート・保証などサービス面などの特徴】

住宅情報館のアフターサポート・保証サービスは、長期的な安心感と柔軟な対応力を兼ね備えています。

保証システムにおいては、最長60年保証を実現しており、5年ごとの定期点検と有償のメンテナンス工事を行うことで、構造躯体や防水の保証期間を延長することが可能です。

アフターサポート体制も充実しており、「JUJO倶楽部」という24時間365日対応のサポートサービスを提供。鍵や建具、サッシの調整といった軽微な作業は無償で対応しており、入居後のトラブルにも迅速に対応できる仕組みが整っています。また、住まいの管理に役立つ「メンテナンス手帳」を提供し、劣化防止や保守点検に関する情報を入居者が確認しやすい形で記載。さらに、有償作業については、入居後2年未満は無償対応、2~10年未満は時間単位(3,000円/時間)の有償対応となり、10年以上経過後も同じ条件が適用されるため、費用面でも明確で安心感があります。

直営システムの利点として、代理店を介さず自社スタッフが一貫管理することで、コスト削減と品質維持を両立。保証条件についても、免責事項を明確にし、保証対象外となる家具や家電の不具合については事前に説明することで、トラブルを未然に防ぐ配慮がなされています。

保証延長の条件としては、5年ごとの定期点検を受け、必要なメンテナンス工事(有料)を実施することで保証期間の延長が可能となります。また、技術改良にも対応し、部品がモデルチェンジした場合は同等品への交換が可能となるため、長期間にわたり安心して住み続けることができます。

これらの仕組みにより、住宅情報館は住まいの品質を長期間維持しながら、入居者が安心して暮らせるよう、充実したアフターサービスを提供しています。

【平均坪単価】

約45万円~約80万円

【保証期間】

●初期保証年数: 10年

●最長保証年数: 60年(5年ごとの無償耐久性維持点検と必要に応じた有償メンテナンス工事の実施が条件) ●その他の保証: 瑕疵保証、防水10年保証、シロアリ5年保証、地盤20年保証

【アフターサービス】

●定期点検: 5年目、10年目に無料点検

●JUJO倶楽部:鍵調整・建具調整・サッシ調整などを2年未満は無償で実施、24時間365日対応のトラブル相談窓口、全国のレジャー施設で会員限定の割引サービス 

【対応エリア】

東北:宮城県、福島県

関東:茨城県、栃木県、群馬県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県

中部:静岡県、愛知県、岐阜県

関西:大阪府

【その他の情報】

住宅情報館では、2025年4月から新築住宅の省エネ基準適合が義務化され、補助金の条件がZEH水準以上に引き上げられることが決まっています。また、2026年度以降の住宅ローン控除についても、ZEH水準以上の住宅に限定される可能性や、控除の上限額が変更される可能性があるため、今後の動向に注意が必要です。一方、ZEH住宅に対する補助金は継続され、ZEH住宅には55万円、より高断熱なZEH+(断熱等級6)には90万円の補助金が支給される予定です。

各キャンペーンや住宅政策の変更には適用条件があるため、詳細を確認しながら活用することをおすすめします。

※ ≪参考:シリーズ坪単価≫ 2025年情報

商品名坪単価
檜物語50万円~90万円
QUADV45万円~70万円
Chelino40万円~60万円

【公式HPリンク】

住宅情報館公式サイト

出典:住宅情報館|関東・東海・関西の一戸建て・マンション・土地・不動産