年子を病院に連れていくのは大変! 少しでも楽になる方法とは?

大変な年子との病院!少しでも楽になる方法とは? 子育て&住まい
写真:Canvaにて作成

「年子きょうだいを連れて病院に行くのは大変! 他の人はどうしてるの?」

年子のお子さまを育てられていると、一度は思ったことがあるのではないでしょうか?

本記事では、年子きょうだいと病院に行くのが大変な理由を見直し、どうすれば楽に乗り越えられるのか最適な方法を紹介します。

本記事を読めば、病院に行くのがスムーズになり、お子さまのケアに手を回せるでしょう。

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年子の子連れ病院はなにが大変?

年子の子連れ病院はなにが大変?

年子のお子さんを連れて病院に行く場合、イレギュラーなことが起こったり、周りの方に配慮しながら待ち時間を過ごしたりと、気を遣う部分が多く大変ですよね。

赤ちゃんは生後2ヶ月以降になると、予防接種や健康診断を受けることが推奨されています。新生児と1歳児を連れての病院は、手がふさがったり、荷物が多かったり、抱っこを要求されたりと、スムーズにいかないことのほうが多いのではないでしょうか。

また、子どもたちの安全を確保しながらだと、診察に集中できないこともあるでしょう。子ども達が小さいうちは特に大変かもしれません。

【準備編】病院通いを少しでも楽にする3つの事前対策

【準備編】病院通いを少しでも楽にする3つの事前対策

病院通いを少しでも楽にするための事前対策には、次の3つがあります。

  • 病院選び
  • 持ち物
  • 予防接種の準備

これらの準備で、当日の診察がぐんと楽になります。ひとつずつ詳しく確認していきましょう。

病院選びで難易度は変わる

年子きょうだいを病院に連れて行くのは、病院選びで難易度が異なります。下記の点をチェックするのがおすすめです。

  • 予約システムが整っている
  • アクセスがいい
  • (車の場合)駐車スペースがある
  • キッズスペースや絵本がある
  • 薬局や親の病院も近くにある

ネットから予約ができて、目安時間に行けばほとんど待ち時間がないような病院であれば、待ち時間の心配が軽くなります。

親も一緒に感染症などにかかった場合に、親の病院も近くにあるとまとめて受診しやすくおすすめです。

持ち物リスト

  • 母子手帳
  • 健康保険証
  • 乳児医療証
  • 診察券
  • おくすり手帳
  • おむつ
  • おしりふき
  • 着替え
  • 抱っこひも
  • ベビーカー
  • 予診票(※)
  • 静かに遊べるおもちゃ・絵本
  • (吐き気がある場合)バケツなど

※予防接種の場合

保険証、医療証、診察券などは2人分をまとめてケースなどに入れておくと、急に病院にかからなければいけない場合でもスムーズです。

静かに遊べるおもちゃ・えほんは、さがし絵本やめいろなど集中できる絵本がおすすめです。

予防接種の準備

下のお子さんが生まれて1年ほどは、上のお子さんの予防接種と合わせて2人分のスケジュール管理が大変です。予防接種の接種間隔などを確認して、はやめに予約しておきましょう。

また予防接種のスケジュールを確認すると、同時期に予防接種を受けられる可能性があります。可能であれば2人、同日に接種すると病院に行く回数を減らせます。

予診票は前日までに記入すると当日が楽です。予診票の住所欄のサイズにあう住所印を用意しておくと時短になります。

【当日編】病院で年子とスムーズに受診するコツ

【当日編】病院で年子とスムーズに受診するコツ

当日病院に行く際、持っている方はベビーカーと抱っこひもを持っていきましょう。

病院では診察券や母子手帳など受付で提出するものがあったり、問診票を書いたりすることもあります。

受付から診察まで

外出している時に限っておむつや洋服が汚れる、という経験はないでしょうか?病院に行く際もイレギュラーが発生することを考え、早めに出発するのがおすすめです。

診察しない子はベビーカーに乗ってもらい、診察する子を抱っこ紐を使って抱っこすれば手が空くうえ、診察の際もスムーズに進めるでしょう。

会計・薬局での待ち方

会計時は静かに遊べるおもちゃなどで遊んでもらうなどして病院内で待てると理想です。

外出先用のおもちゃをひとつ用意しておくと、飽きずに遊べるかもしれません。

薬局での待ち時間も、おとなしくできないこともあります。ドライブスルー方式をとりいれている薬局や、絵本などを置いている薬局を選ぶのもおすすめです。

もし騒いでしまうのが心配な場合、外で待ってていいか聞いてみるのもひとつの手段です。

もしもの時の対処法

病院で、体調が急変した場合は近くのスタッフの方へ声をかけましょう。

また家にいるときなど、昼は元気だったのに急にしんどそうにぐったりしている、高熱がでた、けがをしたということも多々ありますよね。

診療時間外に、そのような場面に備えて、救急でみてもらえる病院を確認しておきましょう。

診療時間外に病院を受診すべきか迷った場合は、小児学会が運営している「こどもの救急」などを参考にするといいでしょう。

経験談ですが、子ども達の元気がないなと思いながら様子を見ていたら、診療時間外に急変し救急車を呼ぶ事態に。診療時間内に受診しておけば良かったと後悔したことがあります。

年子きょうだいの病院通いを助ける便利グッズ&サービス

ここからは、病院通いを助ける便利グッズやサービスを紹介します。

抱っこひも


年子の病院通いに必須なのが、抱っこひもです。新生児用の抱っこひもは持っているという方も多いので、ここでは大きくなっても使えるいわゆる「セカンド抱っこひも」を紹介します。

こちらの抱っこひもは、腰がすわった頃から4歳ごろまで使用可能です。コンパクトにたためるため、持ち運びにも便利です。

おもちゃ


まず一つ目は、遊べる絵本です。コマ状のトミカを、各シーンに合わせて動かして遊べます。こちらは小さいお子さまでも遊びやすいタイプですが、年齢に合わせて絵探し絵本や、なぞなぞなど難易度を変えて絵本を選ぶといいでしょう。


こちらは、ボタンやバックルを留める、時計遊びなど、さまざまな遊びがひとつにまとまったビジーボードです。病院以外に、おでかけの移動時などでも使えるので、ひとつ持っておくと長く遊べます。

タクシーの配車サービス

急病に備えて確認しておきたいのが、交通手段です。自家用車がない場合、タクシーの配車サービスをひとつ登録しておくといいでしょう。最近はアプリが主流なので、ひとつ登録しておくとスムーズにタクシーを利用できます。

私の住む地域は、タクシーの配車は電話よりもアプリの方がスムーズです。アプリを取得するところからだと時間がかかるので、事前に登録しておくのがおすすめ。

周りに協力してもらいながら病院通いを乗り切ろう

周りに協力してもらいながら病院通いを乗り切ろう

年子きょうだいをつれての病院通いは、大変なことばかりですが、事前準備や便利グッズの活用によって負担を少しでも軽減できます。

無理せず頼れるものは利用して、少しでも楽にして安全確保に気を遣い乗り切りましょう。

(執筆者:宮関あゆみ)