「今日もまた、お風呂で大汗…。上の子を洗ってる間に下の子が泣き出して、バタバタして結局自分はびしょ濡れ…」
そんな”ワンオペ風呂”のカオスに、心身ともに疲れ果てていませんか?
「兄弟姉妹どうやって一緒にお風呂に入れよう」と考えるママ・パパも多いですが、実は”ママがあえて一緒に入らない”という選択もあります。ママは服を着たまま入浴介助という形でお風呂タイムを終わらせ、別のタイミングで一人で入る。特に、年子や新生児がいるご家庭では、安全性・効率性ともにメリット大。
この記事では、
- ママパパが「一緒に入らない」のがアリな理由
- ママパパが後でお風呂に入るとしたらいつ・どうやって?
- 子供と一緒に入る場合の現実的な工夫
を丁寧に解説していきます。
「お風呂=修行」から卒業したいあなたに役立ちますように!
そもそも「一緒に入らない」ってアリ?|意外と知らない選択肢のメリット

ワンオペで小さい子ども(特に年子など)と一緒にお風呂に入るのは、想像以上に過酷です。
赤ちゃんは常に支えが必要で、上の子は自由に動き回りたがるため、一人で両方の安全を確保しながら入浴させるのはまさに綱渡り状態。
特に年子の場合は上の子もまだ手がかかる年齢で、お風呂で転倒したりシャンプーを嫌がって暴れたりする中、同時に赤ちゃんの世話をするのは現実的ではないですよね。
そこで選択肢の一つとなるのが「ママは一緒に入らずに、服を着たまま子供たちを洗う」という方法。
実際に「一緒に入らない」選択をしている方からは、
- 上の子は一人でのんびり遊べるし赤ちゃんは泣かずに済むので結果的にみんなハッピー
- 時間はかかるけど安全面での心配がないため精神的に楽
といった声が聴かれます。
無理して一緒に入るのであれば、安全で穏やかな時間を過ごせることの方が大切ではないでしょうか。
「親子のきずな=一緒に入浴すること」という考えもありますが、それは絶対的なものではありません。欧米では幼い頃から個人のプライバシーを尊重し、親子でも別々に入浴するのが一般的です。大切なのはお風呂以外の時間に十分に愛情を注ぐことであり、読み聞かせや抱っこ、遊びの時間など親子のふれあいの機会はたくさんあります。
だからこそ、お風呂での無理な同時入浴にこだわる必要はないんですね。
子どもと一緒に入らない日はどうする?ママ・パパのお風呂事情

とはいえ、子供たちだけお風呂に入れて自分はどうするの?と疑問が浮かびますよね。
ここでは子供たちと大人のお風呂タイミングをずらすときのポイントをご紹介します。
一人で入るタイミングの工夫
- 子どもが昼寝中/夜寝た後を狙う
- 朝風呂派にシフトしてみる(時短グッズの併用も◎)
最もよいタイミングは、子どもたちが眠っている間に入浴することです。
新生児は比較的睡眠時間が長いので、そのタイミングを見計らってサッと済ませます。夜の場合は、上の子が深く眠りについてからがベストタイミングです。
そして、早起きして朝風呂にシフトするのも一つの手。子どもたちがまだ眠っている早朝なら、ゆっくりと一人の時間を確保できます。時短シャンプーやオールインワンタイプのボディソープを活用すれば、10分程度で済ませることも可能です。
ただし、無理しないことが何よりも大切。睡眠不足が続いている時などは、体を休めることを優先してくださいね。
お風呂の間に子どもを安全に見てもらうには?
- 家族に頼れる時間帯に入る(パートナー帰宅後など)
- 実家、ママ友など「頼れる手」があるなら甘えるの
パートナーの帰宅時間に合わせて入浴スケジュールを調整できるのであれば、それが一番いいかもしれません。「お風呂の間だけお願い」と具体的に頼めば、理解も得やすいですね。
祖父母や信頼できる友人がいる場合は時々お願いするのも良い方法です。「30分だけ見ていてもらえる?」と具体的な時間を伝えれば、相手も協力しやすくなりますよ。
どうしても無理なときの割り切り術
- シャワーだけで済ませる日があってもいい
- ドライシャンプーやボディシートを併用する
お湯でながすだけでも大丈夫ですし、どうしてもお風呂に入れない日は、ドライシャンプーやボディシートを活用しましょう。完璧でなくても、「今日はこれで十分」と割り切ることが大切です。
「今日はムリ」と思ったら、その判断も正解。自分を責めないことが大切!
「今日は疲れすぎて無理」と感じたら、その判断を尊重してください。自分を責めるより、明日に向けて体力を温存することの方が重要ですよ。
一緒に入る選択をするなら?ワンオペでも回せる現実的な方法

ここでは、子供たちと一緒にお風呂に入る際の工夫をお伝えします。
年の近い小さな子供をワンオペで入れるには【事前準備】がカギ!
お風呂場内での危険対策・遊びグッズの用意や、お風呂上がりにすぐ気が得られるよう、バスタオル・着替え・おむつ・保湿剤などは事前に用意しておきましょう。
新生児と上の子:それぞれの安全な待機方法
新生児は基本的に沐浴で済ませておき、上の子とお風呂に入る場合は風呂前にバウンサーやベビーチェアに座らせて待たせておきます。
赤ちゃんが泣いてしまって対応に入る場合は、上の子にはお風呂場で安全に遊べるおもちゃを用意しておいて待ってもらいましょう。
安全な待機方法を確保することが最優先です。
赤ちゃん→上の子の順で入れる場合の流れとコツ
上の子と下の子を一緒にお風呂に入れる場合で、赤ちゃんを先にいれる時。
赤ちゃんを素早く洗った後、バスチェアなど安全な場所に置き温かい浴室内で待機させます。その間に上の子を洗い、最後に三人で湯船に入るのがスムーズです。
上の子→赤ちゃんの順で入れる場合の流れと注意点
上の子を先に洗う場合は、一人で湯船に入れるかが重要なポイント。一人で湯船に入れるのであれば先に湯舟で温まっておいてもらえますが、まだ一人で入れない年齢なら、赤ちゃんを抱っこしながら上の子を洗うことになります。
赤ちゃんが膝から滑り落ちないよう、細心の注意を払いながら短時間で上の子を洗ってあげましょう。
まとめ
ワンオペでのお風呂問題は、「一緒に入らない」という選択肢があることを知るだけで、心の負担が大きく軽減されます。
大切なのは、家族みんなが安全で穏やかに過ごせる方法を見つけること。
完璧を求めず、今の自分にできる範囲で工夫していけば、必ず解決策は見つかりますよ!
今しかない幸せなお風呂タイム、是非楽しんで下さいね。
(執筆者:あい)