子供3人は大変ですが、ぶっちゃけ月10万円もあれば生活できます

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(画像:AI・Copilotにて作成)

「子ども3人なんて絶対にお金がかかりすぎる…」「5人家族なんて生活費だけで大変でしょ?」

そんな風に考えている方も多いのではないでしょうか。今回は、小学4年生、年中、0歳の3人の子どもを北海道で育てている5人家族のA家の実例をご紹介します。

実は、家賃を除く生活費であれば、月10万円で5人家族が十分生活できているというのです。

「本当に?どうやって?」と思われるでしょう。A家の実際の家計管理術を、包み隠さずご紹介します。

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結論:家賃除く生活費は月10万円で十分

A家が実際に受け取っている児童手当は2ヶ月に一回10万円、つまり月換算で5万円です。しかし、実際の5人家族の生活費(家賃除く)は月10万円程度で収まっているといいます。

つまり、児童手当の5万円+その他の生活費5万円で、家族5人が問題なく生活できているのです。

A家の月間生活費内訳(家賃除く)

  • 食費(家族5人分):40,000円
  • 光熱費:25,000円
  • 衣類・靴:15,000円
  • 日用品(おむつ等):10,000円
  • 教育費・学用品:10,000円
  • 合計:100,000円

「え、本当にこれだけ?」と思うかもしれませんが、工夫次第で十分なのです。

食費40,000円で5人家族のリアルなやりくり術

5人家族の食費を月40,000円に抑えるのは、最初は「無理でしょ?」と思われるかもしれません。しかしA家では実際に実現しています。

鶏むね肉がA家の救世主

鶏むね肉がA家の頼もしい味方だといいます。

メイン食材として鶏むね肉を一度に3kg購入し、冷凍保存しています。これで約2週間は安心して使えるそうです。

鶏むね肉は経済的で、唐揚げや親子丼、チキンカレーなど、家族全員が大好きな料理をたくさん作ることができます。

時々豚こま肉も購入しますが、基本的には鶏むね肉を中心にした食生活を送っているといいます。

麺類とインスタントラーメンをフル活用

うどんやパスタを主に取り入れています。

子どもたちは麺類が大好きで、大人も満腹感を得やすいため、しばしばうどんやパスタを使用することが多いといいます。

また、インスタントラーメンもよく食卓に登場します。野菜を加えることで、立派な一皿に変身し、家族5人分でも経済的です。

特売日を狙い撃ちする買い物術

週に一度のまとめ買いを行っています。

A家の住んでいる地域では、ザ・ビッグ(イオン系列)が水曜日にお得な商品が多い傾向にあります。

ただし、肉類は他のお店でより安く手に入るため、そちらを利用しています。

事前にどのスーパーがどの曜日に値下げをするかを調べ、g単価を確認した上で購入を決めているそうです。

旬の野菜や豆腐は、価格が手頃で栄養価も高いので、節約にも非常に役立っています。特に豆腐は良質なタンパク質が摂れる上に、リーズナブルなので家族5人分の食事には欠かせないといいます。

光熱費25,000円の内訳と節約術

北海道の5人家族にとって、光熱費は重要な支出項目です。A家では月25,000円に抑えています。

冬の暖房費対策

北海道の冬は厳しいため、暖房費(主に灯油代)が最も大きな出費となります。

冬場の灯油代は月約20,000円ほどかかりますが、夏場はほとんど暖房費がかからないため、年間を通すと月平均15,000円程度に収まっているといいます。

電気代の節約

  • LED電球への交換
  • こまめな電源オフ
  • 冷蔵庫の設定温度調整
  • エアコンの使用を控える(北海道のため夏場はそれほど必要ない)

これらの工夫により、電気代は月10,000円程度に抑えられているそうです。

衣類費15,000円でも5人家族が十分な理由

5人家族の衣類代を月15,000円に抑えるのは工夫が必要ですが、A家では実現しています。

リサイクル品で大幅節約

月に2回、リサイクルショップを訪れています。

  • 大人用シャツ:500円程度
  • 子ども用シャツ:300円程度
  • ズボン:500円〜800円程度

子どもは成長が早く、新品を購入してもすぐにサイズが合わなくなることがあるため、リサイクル品は気軽に使え、経済的だと感じているといいます。

メルカリも活用

特に、0歳の赤ちゃんの服は使用期間が短いため、メルカリで状態の良いアイテムをお手頃価格で手に入れることが多いそうです。

新品を買うときは西松屋

西松屋では新品でも1着1,000円以下で購入できるので、非常に助かっているそうです。

日用品費10,000円の工夫

5人家族の日用品費を月10,000円に抑える工夫をご紹介します。

おむつ代の節約術

0歳児がいると、おむつ代が大きな出費となります。

A家がよく利用するのはツルハです。ポイントが多く獲得できる商品を値札で確認しながら選んでいます。

1枚あたりのコストを計算し、安い時には1枚約20円で購入。月々のおむつ代は約3,000円ほどです。

その他の日用品

  • おしりふき:月1,500円
  • 洗剤類:月2,000円
  • ティッシュ・トイレットペーパー:月1,500円
  • その他雑貨:月2,000円

まとめ買いとポイント活用で、効率的に節約しているといいます。

教育費・学用品費10,000円の内訳

小学4年生と年中の子どもがいるA家の教育費は月10,000円程度です。

学用品費

  • ノート・鉛筆・画用紙など:月5,000円程度
  • 絵本・知育玩具:月3,000円程度
  • 急な出費の備え(遠足代など):月2,000円程度

図書館を活用

本代を節約するため、図書館を積極的に利用しています。子どもたちの読書習慣も身につき、一石二鳥だといいます。

実際の生活で感じるメリット・デメリット

月10万円で5人家族が生活することについて、A家が感じるメリット・デメリットをご紹介します。

メリット

家計管理がシンプル 限られた予算の中でやりくりするため、無駄遣いが減り、家計管理がシンプルになったといいます。

子どもたちの価値観形成 リサイクル品の活用や図書館利用など、お金をかけずに豊かに暮らす方法を子どもたちが自然に学んでいるそうです。

デメリット

急な出費への対応 病気や怪我などで急な出費が発生すると、予算をオーバーしてしまうことがあるといいます。

将来への不安 特に大学進学時の費用については、別途準備が必要だと感じているそうです。

子どもが小さいうちだからこそできること

A家の例は、子どもが小さいうちだからこそ実現できている面もあります。

食費が抑えられる理由

  • 0歳児はミルク・離乳食中心で食費がかからない
  • 年中の子どもはまだ食べる量が少ない
  • 小学4年生でも大人ほどは食べない

教育費が抑えられる理由

  • 習い事などはまだ最小限
  • 塾代などの本格的な教育費はかからない
  • 学用品も基本的なもので済む

将来に向けた準備も大切

A家でも認識している通り、一番お金がかかるのは大学進学時です。

今から始める準備

  • 児童手当の一部を教育資金として貯蓄
  • 学資保険の活用
  • 家計の見直しを定期的に実施

月10万円で生活できているからこそ、浮いた分を将来への投資に回すことが重要だといえるでしょう。

子ども3人を考えている方へのメッセージ

確かに大変な部分もあります。でも、工夫次第で経済的には十分やっていけるというのがA家の実感です。

重要なポイント

  • 家賃を除けば月10万円で5人家族の生活は可能
  • 子どもが小さいうちは特に食費・教育費を抑えられる
  • 将来への準備も忘れずに

高いお金をかけなくても、工夫次第で家族は幸せに暮らせます。リサイクル品の活用、図書館通い、手作り料理など、お金をかけずに充実した家庭生活ができるのです。

まとめ:月10万円で5人家族は本当に可能

A家の実例(家賃除く月間生活費)

  • 食費:40,000円
  • 光熱費:25,000円
  • 衣類費:15,000円
  • 日用品費:10,000円
  • 教育費:10,000円
  • 合計:100,000円

成功のポイント

  1. 計画的な買い物:特売日の活用、まとめ買い
  2. リサイクル品の活用:衣類費の大幅削減
  3. 光熱費の節約:LED電球、こまめな節電
  4. 図書館の活用:教育費の削減

将来への備えも忘れずに

子どもが小さいうちに生活費を抑えられている分、将来の教育資金準備も同時に進めることが重要です。

月10万円で5人家族が生活できるという事実は、子育て世帯にとって希望となるでしょう。工夫と計画があれば、経済的な不安を感じることなく、子ども3人の子育てを楽しむことができるのです。

(執筆者:あおちゃん)