子ども誰でも通園制度を利用してみた! 0歳9か月の娘を通わせた体験談

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(画像:AI・Canvaにて作成)

「育休中だけど、週に1日だけでも子どもを預けて自分の時間を作りたい」
「仕事を再開したいけど、フルタイムはまだ難しい…」

そんな時にぴったりなのが、全国で試験的に実施している「子ども誰でも通園制度」です。

私も、在宅ワークでライターとして働くなかでこの制度の存在を知り、0歳9か月の娘を2025年5月から実際に通わせ始めました。
この記事では、筆者が住む札幌で実際に利用して感じたメリットや注意点、申請の流れなどを体験談として詳しくご紹介します。

子ども誰でも通園制度についての詳細はこちら

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子ども誰でも通園制度って?

この制度は、保育の必要性の認定(いわゆる「保育認定」)がなくても、誰でも一定時間、保育園を利用できるというもの。

筆者の住む札幌市では、認可保育園や認定こども園の一部が対象になっており、未就園児を対象に月10時間までの預かり保育を行っています。

✅ 育休中でもOK
✅ 仕事の有無に関係なく利用可能
✅ 利用料は1時間あたり300円+給食代・保険料のみ

必要な日に数時間だけ預けられる、まさに「子育てのすき間を支える制度」です。

詳しくはこちらの記事→子ども誰でも通園制度とは? 一時保育との違いも解説で解説しています。

わが家が制度を使おうと思ったきっかけ

当時、私はライターとして在宅で仕事をしており、日中は赤ちゃんと過ごしながら、子どものお昼寝中や早朝に作業する日々。
ですが、成長とともに昼寝の時間はどんどん短くなり、早朝もまとまって作業できない日が増えてきました。

せめて週に1日でも、集中して仕事できる日があれば…

そう思っていたときに知ったのが「子ども誰でも通園制度」。
育休中や在宅ワーク中でも使えると知り、「これだ!」とすぐに調べて申し込みました。

利用までの流れと初日の様子

初めての利用は、娘が0歳9か月のとき。
通ったのは、家の近くの認可保育園(子ども園)です。

▼ 利用の流れ

  1. 利用したい園に連絡し、面談を予約
  2. 園に出向いて面談(持ち物・アレルギー・普段の様子を伝える)
  3. 書類の提出(健康チェックなど)
  4. 利用日を予約(週1回、水曜日に固定)

初回は1時間のみの「ならし保育」からスタートし、2回目は2時間、3回目以降は3時間(給食もあり)利用しました。

利用料金と内容

  • 保育料:1時間300円 × 3時間 = 900円
  • 給食代:350円
  • 保険料:30円
  • 合計:1,280円/回

なんといっても、準備が面倒な離乳食の給食を食べさせてもらえるのが本当にありがたかったです!

利用して感じたメリット

実際に使ってみて感じた、良かった点はこちら。

自分の時間がしっかり取れる

3時間だけでも、集中して作業できる時間があると気持ちが全然違います。
仕事がはかどるだけでなく、心にも余裕ができました。

子どもが園に慣れるきっかけになる

数時間でも集団保育の場に入る経験ができたことで、将来の入園にもスムーズにつなげられそうです。保育士さんに伺いましたが、子ども誰でも通園制度で園生活に慣れている子は、本格的な入園の際も慣らし保育なしですんなり溶け込んでいたそうです。

銀行・役所・スーパー…“赤ちゃん連れでは大変”な用事を済ませられる

意外と助かったのがこれ。赤ちゃんがいると行きづらい場所にも、この時間を使ってさっと出かけられました。赤ちゃんがいるのといないのとでは全然違う…!と感動しましたよ。

たくさん遊んで帰宅後ぐっすり昼寝!

園ではお歌や手遊び、外遊びやお散歩もあり、帰宅後は満足したようにぐっすり。午後の仕事時間も確保できました。

利用してわかった注意点

使ってみてわかった注意点もいくつかあります。

  • 月10時間までと利用時間は限られている
    3時間×3日で、あっという間に上限に達します。もっと使いたい!と思うほどです。
  • 園によって受け入れ状況が異なる
    どの園でも利用できるわけではないため、希望園が受け入れてくれるかは要確認です。
  • 事前面談や書類提出が必要
    急には使えず、ある程度の準備が必要です。
  • 予約が埋まっていることも
    制度開始から大人気のようで、利用したい日に予約が埋まっていることもありました。

まとめ:こんな人にこそおすすめ!

私のように、

  • 育休中でもリフレッシュの時間がほしい人
  • 在宅ワーク・フリーランスでまとまった作業時間が必要な人
  • 将来の入園に向けて子どもを少しずつ慣れさせたい人

そんな方に「子ども誰でも通園制度」はとてもおすすめです。

札幌市に住んでいて、まだこの制度を知らないパパ・ママがいたら、ぜひ一度調べてみてください。
ほんの数時間でも、心と暮らしにゆとりが生まれますよ。

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    (執筆者:AKKA)