昭和記念公園「遊具に近い駐車場」はどこ? 子連れで失敗しないための完全ガイド

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(画像:Canvaにて作成)

「せっかく昭和記念公園に行くなら、子どもが思いっきり遊べる“こどもの森”や“わんぱくゆうぐ”でたっぷり楽しませてあげたい!」

そんなワクワク気分で出かけたのに……駐車場を間違えてしまって、遊具エリアまで長〜い道のりを歩くことになり、親子でヘトヘトに。

実は、そんな経験をした家族も少なくありません。昭和記念公園には入口や駐車場が複数あるので、目的地に合った駐車場を選ばないと、想像以上に歩くことになってしまいます。

この記事では、そんな悩みを解決するために、「遊具に近い駐車場はどこか?」を中心に、各駐車場の特徴や混雑傾向、アクセス方法などをまとめてご紹介します。

これから昭和記念公園へ遊びに行く予定のある方は、ぜひ参考にしてくださいね!

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◆昭和記念公園の駐車場は場所選びが重要!

「昭和記念公園はとにかく広い!」なんてことを聞いたことがある方も多いかもしれませんが、実際に行ってみるとその広さにびっくりします。

なんとその広さ、東京ドーム約40個分。一周しようと思ったら、大人の足でもなかなか厳しいスケール感です。

園内には、子どもたちに大人気の「こどもの森」や「わんぱくゆうぐ」「水あそび広場」など、魅力的なエリアが点在しています。

でもここで注意したいのが、駐車場の場所によって目的地までの距離がまるで違うということ。

  • 「ナビ通りに『昭和記念公園』って入れて立川口に着いたけど、そこからこどもの森まで子どもの足で40分かかった…」
  • 「暑い中ベビーカーを押して、目的地に着く前に汗だく…

――そんな声が実際に多く聞かれます。

■駐車場は公園の外周に3か所だけ!

国営昭和記念公園公式ページより引用

昭和記念公園の駐車場は、次の3か所に設けられています。それぞれの駐車場は、

  • 立川口駐車場(最も大きくて便利そうに見えるが、遊具までは遠い)
  • 西立川口駐車場(駅近&遊具にも比較的アクセスしやすい)
  • 砂川口駐車場(実は「こどもの森」には最短距離!)

それぞれの駐車場が公園の“入口”に直結しており、どの入口から入るかで園内の移動距離が大きく変わります。

特に「子どもに遊具でたっぷり遊ばせたい!」という方は、事前に目的地と駐車場の位置をセットでチェックしておくことが重要です。

次の章では、「遊具に一番近い駐車場はどこなのか?」について詳しくご紹介していきます!

◆結論!遊具エリアに一番近い駐車場は「砂川口駐車場」!

国営昭和記念公式ページより引用

「とにかく遊具でたっぷり遊ばせたい」「体力のあるうちに遊び場にたどり着きたい」――そんなファミリーに、昭和記念公園の中で一番おすすめの駐車場はズバリ、砂川口駐車場です。

■「こどもの森」や「雲のトランポリン」に最も近いのが砂川口

広大な昭和記念公園の中でも、子どもたちが大興奮するエリアが集中しているのが、「こどもの森」ゾーン。

国営昭和記念公園公式ページより引用
国営昭和記念公園公式ページより引用

このエリアには、

  • 雲の海(雲のトランポリン)
  • カラフルなネット遊具
  • 長いローラーすべり台
  • トンネルや迷路のような構造遊具

など、子どもの「やりたい!」が詰まった大型遊具がたくさん。
そんな遊具エリアに徒歩10〜15分でアクセスできるのが、砂川口駐車場です。

ちなみに、もっとも台数が多く「メイン入口」と思われがちな立川口駐車場から「こどもの森」までは、なんと徒歩40〜50分以上かかることも。

しかも道中は坂道や日差しを遮るものが少ないエリアもあり、小さなお子さん連れだと正直かなりキツい印象です。

■子連れ家庭に「砂川口駐車場」がおすすめな理由とは?

砂川口駐車場は、駐車場からゲートまでの距離が非常に近いのが最大のポイントです。

  • 砂川口駐車場 から砂川口ゲートまで⇨徒歩2分程度
  • 砂川口ゲートから「こどもの森」まで⇨徒歩10〜15分

いかがでしょうか?この距離感であれば、ベビーカーを押しての移動も許容範囲ですよね。

また、こどもの森の手前には木陰が多い「こもれびの里」エリアもあり、途中にトイレやベンチも点在しているので、途中休憩しながらの移動がしやすいのも魅力です。

■砂川口ゲートの開門時間と注意点

砂川口ゲートは、基本的には午前9時30分に開門します(開園時間は季節やイベントにより変更あり)。

※開園時間の詳細は、必ず昭和記念公園公式サイトで事前に確認してくださいね。

また、人気のある時期、特に春休み、GW、夏休み、秋の連休などは駐車場がすぐ満車になる可能性が高いです。開門前の8:40ごろにはすでに車の列ができている日もあり、確実に停めたいなら早めの到着をおすすめします。

◆昭和記念公園の3つの駐車場を比較!

昭和記念公園には、立川口・西立川口・砂川口の3つの入口にそれぞれ駐車場があります。
とにかく広大な昭和記念公園の駐車場は、どこをとっても一長一短なので、行きたいエリアや家族構成に合わせて選ぶのがベストです。

ここでは上記3つの駐車場を、場所・駐車台数・入園後の子供の森までのアクセス時間などで比較してご紹介します。

■【立川口駐車場】

最も大きなメイン駐車場!イベント利用にも便利

立川口駐車場特徴
駐車台数約1,755台
開門時間9:30〜(イベント時は変更の可能性あり)
近いエリアふれあい広場、花みどり文化センター、カナール、大噴水
こどもの森までの距離徒歩40〜50分以上

▶メリット

  • 広くて停めやすく、混雑時にも比較的入れる
  • 公園の正面入口に近く、イベント時や全体を回りたい人向け
  • レンタサイクルやパークトレインの利用もしやすい

デメリット

  • 遊具のある「こどもの森」には遠く、小さな子連れにはやや不便
  • 徒歩移動が多くなるため、体力が必要

■【西立川口駐車場】

駅近で電車派にも便利な立地!比較的空いている穴場

西立川口駐車場特徴
駐車台数約345台
開門時間9:30〜
近いエリア水鳥の池、バーベキューガーデン、レインボープール
こどもの森までの距離徒歩約30分前後

▶メリット

  • JR青梅線「西立川駅」から徒歩2分とアクセス良好
  • 水辺の景色が楽しめ、バーベキューやピクニック向き
  • 混雑しにくい傾向があり、静かに楽しみたい人におすすめ

デメリット

  • 遊具ゾーンには距離がある
  • 駐車台数が少ないため、行楽シーズンは早めの到着が必要

■【砂川口駐車場】

子連れファミリーに断然おすすめ!遊具エリアに最短アクセス

砂川口駐車場特徴
駐車台数約431台
開門時間9:30〜
近いエリアこどもの森、こもれびの里、冒険広場
こどもの森までの距離徒歩10〜15分

▶メリット

  • 遊具メインの「こどもの森」に最短でアクセス可能
  • 木陰や自然が多く、落ち着いた雰囲気で歩きやすい
  • 幼児〜小学生連れのファミリーに人気

デメリット

  • 駐車台数が限られ、人気のため混雑しやすい
  • 駐車場が小さく、ピーク時はすぐ満車に

■駐車料金(1日単位/開園時間内)

区分料金年パス提示
普通車900円800円
大型車1,800円
原付・自動二輪車250円200円

※開園時間外の駐車不可。
※障害者手帳の提示で本人+付添1名は駐車料・入園料ともに無料。
※現金または交通系ICカードで支払い可能。

◆駐車場混雑対策のヒント!【リアルタイムチェック方法も】

昭和記念公園は特に土日祝や連休になると、駐車場が早朝から混雑・満車になることが多く、事前に対策しておくと安心です。以下に、混雑を避けるためのヒントをまとめました。

■ 混雑を避けるポイント

混雑を避けるためのポイントとして、以下の点を意識してみてください。

  • 午前9時すぎには現地に到着するように早めに来園を!
    • 特に砂川口や立川口は、10時前に満車になるケースが多発するので要注意
  • 平日利用ならゆったりと過ごせるのでおすすめ!
    • 平日は比較的空いていて、遊具も人が少なめなのでゆったり遊べます
  • 行楽シーズン(土日・祝日・春秋の連休)は混雑必至
    • 周辺道路も渋滞するため、いつも以上に時間に余裕を持って行動しましょう

■ リアルタイムで駐車場の混雑状況を確認しよう!

国営昭和記念公園公式サイトより引用

お出かけ前に、昭和記念公園の公式サイト(駐車場利用状況)では上図のように、駐車場の空き状況をチェックできますよ。◯余裕あり、△混雑、✕満車などの表示もあるのでわかりやすいですね。

  • 駐車場の混雑状況をリアルタイムで表示
  • スマートフォンからも確認可能なので、移動中のチェックも◎

■ 駅近アクセスで駐車場混雑を回避する方法も

混雑を避ける裏技として、公共交通機関を利用し、西立川駅から徒歩入園という方法もあります。

  • JR青梅線「西立川駅」→西立川口ゲートに直結
  • 駐車場の心配なく、入園からすぐに園内へアクセス可能

家族でのお出かけでも、駅チカ入園ならストレスも少なくスムーズに楽しめますよ。

◆公園内の移動手段にはパークトレインとレンタサイクルを活用しよう!

昭和記念公園は、東京ドーム40個分という広さがあるので、目的のエリアによっては徒歩での移動がなかなかハードです。

とくに小さな子ども連れやベビーカー利用のご家庭、高齢の方が一緒の場合など、「なるべくラクに移動したい」という場面は多いはず。

そんなときに便利なのが、園内を移動に利用できる「パークトレイン」と「レンタサイクル」です。

ここでは、パークトレインとレンタサイクルの特徴をご紹介していきましょう!

■ 園内をぐるっと巡る「パークトレイン」

国営昭和記念公園公式ページより引用

目的地まで子連れで歩くのが大変…というときに助かるのが、「パークトレイン」です。子どもにも人気で、移動手段としてだけでなくちょっとしたアトラクション気分も味わえますよ。

?パークトレインってどんな乗り物?
  • 公園内を約50~60分かけて一周する観光型トレイン
  • 一周コースは日によって6つのルートのうち1つが運行
  • 停留所での乗降が可能で、途中下車もOK(再乗車にはチケットが必要)
  • ベビーカーや車イスも折りたたんで乗車可能(車イスは一部乗車対応あり)

▶料金一覧(2025年6月時点)

区分1回乗車券一日フリーパス券
大人(15歳以上)400円600円
中学生以下(4歳以上)200円600円
65歳以上400円500円

※乗車券は、各停留所でトレイン到着後に乗務員から現金で購入できます。

※ルートや運行予定表、停留所などの詳しい情報は、国営昭和記念公園の公式ページ、「パークトレイン」のページをご覧ください。

こどもの森に一番近いのは「こどもの森停留所」。砂川口から歩いて向かい、疲れた帰りにトレインを利用するのもおすすめです。

■ レンタサイクルで自由に園内を移動!

国営昭和記念公園公式ページより引用

園内には自転車専用道が整備されていて、専用のレンタサイクル(有料)を利用して園内を自由に移動することができます。

ここでは、レンタサイクルの料金・借りられる自転車の種類・貸出場所についてご紹介します。

▶ 料金一覧(2025年6月時点)

種類基本料金(3時間)超過料金(30分ごと)
大人600円100円
中学生以下350円50円
タンデム(2人乗り)1,500円200円

▶ 自転車の種類

  • 子ども用自転車(18・20インチ)
  • 大人用自転車
  • チャイルドシート付き自転車
  • 一輪車
  • タンデム自転車

電動アシスト付きはありません
台数は限られていて、早い時間に貸出終了になることもあります

▶ 貸出・返却場所(2025年時点)

サイクルセンター最寄ゲートゲートからの距離受付時間特徴・備考
立川口サイクルセンター立川ゲート徒歩約1分9:30〜閉園の1時間前まで(返却は閉園30分前まで)公園内で唯一、一輪車の貸出あり。隣に一輪車専用コースあり
西立川口サイクルセンター西立川ゲート徒歩約2分9:30〜閉園の1時間前まで(返却は閉園30分前まで)坂を下った先に立地。静かなエリアで自然散策向け
砂川口サイクルセンター砂川ゲート徒歩約1分9:30〜閉園の1時間前まで(返却は閉園30分前まで)遊具エリアに最も近い便利な立地。子連れに人気

※原則として借りた場所への返却が必要(一部返却場所は相互返却OK)

◆昭和記念公園の無料入園日もチェック!ただし駐車場は有料なので注意

昭和記念公園には、年に数回、入園料が無料になる「無料入園日」があります。お出かけの予定が合えば、家族みんなでお得に楽しめるチャンスですね。

ただし、駐車場料金は通常どおり発生します。また、無料入園日は通常の週末や祝祭日よりも駐車場が混雑する可能性があります。交通状況なども考慮して、いつもよりも早めの行動をおすすめします。

特に人気の砂川口駐車場は満車になることも十分考えられるため、事前に「ご利用状況」の確認を忘れずに!

■2025年 昭和記念公園の無料開放日(予定)

日付内容
5月11日(日)春の都市緑化推進運動
7月26日(土)立川まつり国営昭和記念公園花火大会
9月15日(月・祝)国民の祝日・敬老の日(※65歳以上の方限定)
10月5日(日)秋の都市緑化月間
10月19日(日)秋の都市緑化月間

※いずれの日も駐車場は有料です。混雑が予想されるため、公共交通機関の利用や早めの到着が◎。

【まとめ】遊具目的の公園遊びなら「砂川口」を第一候補に!

昭和記念公園には見どころがたくさんありますが、子どもと一緒に遊具を楽しむことが目的なら、迷わず「砂川口駐車場」を第一候補にするのがおすすめです。

大型遊具のある「こどもの森」や人気の「雲のトランポリン」までは、砂川口からなら徒歩10〜15分。立川口からは40分以上かかるため、特に幼児連れやベビーカー利用のご家庭には、アクセス面での差は歴然です。

また、園内の移動が大変そうだと感じたら、レンタサイクルやパークトレインをうまく使うのも手。先着順にはなりますが、子どもと一緒にサイクリングを楽しめるのも昭和記念公園ならではの魅力です。

広い園内では、「どこに車を停めるか」が、当日の快適さを大きく左右します。子どもとの思い出づくりを最高の1日にするためにも、事前にしっかり情報をチェックして、ベストな駐車場を選んでみてくださいね!

(執筆者:yuffy)