3歳差のワンオペ子育てはどう?【年齢別】しんどい時期と乗り切り方

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写真:photo AC

「3歳差育児って、やっぱり大変なのかな?」「いつまでこのバタバタが続くんだろう…」
そんなふうに感じたこと、ありませんか?

実際、私も0歳と3歳の育児真っ最中のママです。毎日が小さな戦争のようで、余裕なんてどこへやら。でもふと気づいたんです。大変さにも“ピークや抜けどき”があるのかもと。

この記事では、3歳差育児の「しんどさ」がいつまで続くのかを年齢別に整理しながら、乗り切るためのヒントをご紹介します。

  • どの時期が特に大変なのか?
  • 他の年齢差と比べて何が違うのか?
  • どうしたら少しでもラクにできるのか?

私自身のリアルな体験(0歳と3歳)に加え、先輩ママたちの声や調査を元にした“未来の見通し”もお届けしますので、ぜひ参考にして下さいね。

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3歳差の育児はいつまで大変?【年齢別】しんどい時期と特徴

3歳差育児は、それぞれの成長段階によって大変さが変化します。ピークを理解することで、心構えができます。

新生児期~1歳:下の子のお世話にかかりきり+上の子の赤ちゃん返り

下の子が新生児の頃は、3歳差育児で最も大変な時期です。

  • ママの状況: 新生児の24時間お世話で寝不足が常態化。
  • 上の子の反応: 「ママを取られる」と感じ、赤ちゃん返りが顕著になります。

私も例にもれず、一番しんどいと感じたのはやはり下の子が新生児の頃。生まれたばかりの赤ちゃんは当然ながら24時間体制でお世話が必要で、ママは常に寝不足。そんな中、上の子が急に赤ちゃん返りを起こすと、精神的な負荷が一気にのしかかってきます。

それまでは一人遊びもテレビも好きだった上の子が、下の子が泣いた途端「抱っこ!」と走ってくる。「ママが取られる」と感じているのが痛いほど伝わってきて、下の子をあやしながら上の子に気を遣い…という状態がずっと続きました。

特に夜の寝かしつけはカオス状態!

下の子はまだ寝かしつけの方法も手探り状態で、上の子は「ママの上にラッコみたいに乗らないと寝れない」と主張。どちらも泣いていて、どちらも譲れない。

この状況をワンオペでこなす日々は、体も心も限界でした。

2歳差&5歳のタイミング:2人の主張がぶつかる“ケンカ期”到来

3歳差だと、下の子が2歳、上の子が5歳くらいになった頃に「ケンカ期」が始まります。それぞれの意思がしっかりしてきて、「これは私の」「なんで取るの」など主張がぶつかるシーンが日常茶飯事に。

具体的なトラブル例としては、

  • 下の子が上の子の真似をして、おもちゃや食事を横取りする。
  • 「ダメ」が理解できない下の子に対し、上の子が怒り、手が出てしまうこともある。

下の子が泣いたと思いきや、そのあと結果として上の子が泣き、怒り、手が出てしまう…という負のループに陥ることもあります。

この時期は、ルールづくりと見守りが大切になります。我が家では「おもちゃゾーン」を区切ったり、「お互いに1回ずつ使う」などルールを可視化することで、少しずつトラブルが減ってきますよ。

まだ完全に平和とは言えませんが、感情を整理する練習期間だと捉えるようにしています。

小学生・園児になると変わる?3歳差育児がラクになる瞬間

3歳差育児の「抜けどき」は、下の子が3歳近くになり、上の子が小学校に上がるタイミングと言われています。

  • 下の子の成長: 言語理解が進み、自己主張や我慢ができるようになる。
  • 上の子の成長: 小学生になり、理屈が通じるようになる。自分でできることが増え、親の手を離れる時間が増える。

もちろん、全てがラクになるわけではありませんが、以前のような“身体的にも精神的にも限界”という状況からは脱出できます。

「ラクになる瞬間」は、3歳差育児のご褒美のようなものかもしれませんね。でここまで乗り越えてきた自分を褒めてあげたくなる、という先輩ママパパの声もありました。

3歳差ならではの大変さ|メリットとデメリットを整理しよう

3歳差育児には、特有の難しさと利点があります。

3歳差の“微妙な距離感”が生むトラブルとは?

3歳差って、上の子はある程度話せるし、身の回りのことも自分でやってくれるように見える年齢。でも実際は、まだまだ“自分も甘えたい年頃”なんですよね。

上の子は「甘えたい年頃」でありながら、下の子は「なんでも触りたい赤ちゃん」です。この発達段階のズレがトラブルを生みます。

  • : 上の子が積み木で遊んでいるのに、下の子が倒したり絵本を奪ったりする。
  • 結果: 上の子が癇窻を起こしたり、手が出てしまったりする。
  • 親の悩み: 「お姉ちゃんだから我慢して」とは言えないが、止めないとケガにつながる。 言葉や理解度の発達段階が異なるため、日常的なすれ違いが起こりやすいのが3歳差の特徴です。

この“まだまだ甘えたい子”と“なんでも触りたい赤ちゃん”のコンビは、なかなかに厄介です。

どちらの気持ちも理解できるだけに、仲裁するママのメンタルはぐったり…。言葉も理解も発達の段階がちぐはぐな3歳差育児だからこそ、日常的なすれ違いが起こりやすいのかもしれません。

実はラク?3歳差だからこその助かるポイント

でも一方で、3歳差だから助かっていることもたくさんあります。

  • 「おしりふき持ってきてくれる?」といった頼みごとで、「お姉さん(お兄さん)気分」を味わえる。
  • 下の子に自然と良い刺激を与えてくれる。

私自身も、上の子が「◯◯できたよ!」と新しいことにチャレンジしている姿を見て、下の子が真似をし始めるという場面を何度も経験しました。

また、年齢差があることでおもちゃや遊び方も自然と別れてくるので、ある程度は別々に過ごせる時間もあります。2歳差だと遊びたいおもちゃも行動範囲も似すぎて、むしろケンカが絶えないと聞くことも。

もちろん個人差はありますが、「育児がちょっとラクになったかも」と思える瞬間が点在するのも、3歳差ならではの特徴です。

他の年齢差との比較|2歳差・4歳差との違い

よく聞かれるのが、「何歳差が一番いいのか?」という話。

でも正直、正解はないと思います。ただ、体感として2歳差と4歳差との違いは確かに感じました。

2歳差の場合

  • 下の子が生まれるときに上の子はまだ赤ちゃん寄り
  • 自分の気持ちを言葉で伝えるのも難しい
  • 体力的にもメンタル的にもかなりハード

という話をよく聞きます。

4歳差の場合

  • 上の子がある程度自立していて、下の子の存在も理解できる
  • 上の子が落ち着いていて育児が楽だったという声も多い

では、3歳差はどうかというと…ちょうど“間”。まだ赤ちゃん返りはあるけど、言葉が通じないわけではない。でも自分の感情のコントロールはまだ難しく、下の子のペースに巻き込まれて爆発してしまうことも。

私の体感では、3歳差は「ちょっとずつ理解できてるけど、感情面はまだ不安定」というグラデーションの中で育児をしているような感覚でした。

いい意味で“手が離れすぎない”ので、兄弟姉妹間の距離はぐっと近く、将来的には「仲のいいきょうだい」に育つ可能性も高いと思います。

3歳差育児の壁を乗り切る!先輩ママのリアル対策集

3歳差育児の困難を乗り越えるための具体的なヒントを紹介します。

上の子との時間をどうつくる?“特別感”の演出術

下の子のお世話にかかりきりな日々の中で、つい後回しにしがちなのが上の子との関わり。でも、上の子の赤ちゃん返りや情緒の安定には、「あなたは特別だよ」というメッセージが何よりも効きます。

私が意識していたのは、

  • スキンシップ: 下の子が寝ている間に、内緒で隠れておやつタイムなど、「二人だけの秘密」を作る。
  • 褒める: 上の子が何かできるようになったら、大げさなくらい褒めて抱きしめる。「ママはちゃんと見ているよ」と伝え、自己肯定感を育む。

こうすることで、ぐっと笑顔が増えました。

また、上の子が何かできるようになった瞬間は、少し大げさなくらいに褒めて、ぎゅっと抱きしめてあげるようにしていました。「ママはちゃんと見てるよ」と伝えることが、自己肯定感にもつながっている気がします。

下の子に対しても、「お姉ちゃんが大好きみたいだよ」「笑ってるの、あなたの声が聞こえたからかも」といった声かけで、自然と“弟=ライバル”ではなく“仲間”として見られるよう工夫していました。

兄弟ゲンカを減らす声かけとルールづくり

3歳差育児では、兄弟ゲンカも避けられない壁です。特に下の子が1歳を過ぎ、上の子の遊びやおもちゃに興味を持ち始めたころから、小さなトラブルが頻発するようになりました。

「ダメ!」と言ってもまだ通じにくい下の子に対して、上の子が怒り、時には手が出てしまうことも。

そんなときはまず上の子の気持ちを受け止め、「嫌だったんだね」「大事なおもちゃだったんだよね」と共感するようにしていました。

同時に、家族で“ルール”を共有することも意識しました。

  • 大事なおもちゃは高い棚に置く。
  • 使いたいときは「貸して」と言う。
  • お互いに1回ずつ使う。

こうした簡単なルールを作っておくと、多少の混乱があっても「ルールだからね」と冷静に対処できる場面が増えました。

ワンオペでも回せる!1日の流れと時短テク

ワンオペ育児では、完璧を目指さず、「手を抜いて笑顔を守る」ことが大切です。特に3歳差の育児では、2人のタイミングが合わないことが当たり前。毎日がまるで“神頼み”状態でした。

私が取り入れていたのは、完璧を目指さない「大枠ルーティン」。

たとえば、食事やおやつの時間だけは固定し、それ以外は子どもの様子に合わせてフレキシブルに動く。多少うまくいかなくても、「これでOK」と自分に言い聞かせるようにしていました。

家事に関しても、“時短”を最優先。離乳食づくりにはAIでレシピを即検索し、冷蔵庫にあるものでササっと用意。夕食も汁物を省いてシンプルにするなど、「手を抜いて笑顔を守る」がモットーです。

そして、精神的な負担が大きくなったときは、夫がいない間もAIに話しかけることで気持ちをリセットする習慣もできました(笑)意外と、聞いてもらうだけでスッキリするものなんですよね。

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    (執筆者:あい)