【節約ズボラご飯】子どもも大満足!ズボラご飯のレシピ集を紹介

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写真:photo AC

忙しい毎日の中で、子どもが喜ぶ栄養あるご飯を毎回用意し続けるのは大変です。

そんなときに役立つのが、時間をかけずにおいしいご飯を準備できる「ズボラ飯」。手間を省きながらも、子どもが満足できる工夫が詰まっています。

本記事では、忙しい方にぴったりなズボラ飯の魅力やレシピ、長く続けるためのコツまでを紹介します。さらに今回は少ない材料で作れる、節約レシピを集めました

家計にも優しく、家族みんなが笑顔になる食事作りのヒントを見つけましょう。

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子どもも喜ぶ!ズボラ技を使ったご飯とは?

「ズボラ飯」と聞くと、「手抜き」「おいしくない」といったマイナスイメージをもつ方もいるかもしれません。

しかし「ズボラ飯」は、調理の手軽さと栄養バランス、おいしさを両立できる、忙しい方にぴったりのスタイルです。

ズボラ飯の魅力を知るためにも、まずは基本情報を押さえましょう。

忙しい人が無理なく続けられる簡単ご飯スタイル

ズボラ飯とは、時間や手間を極力かけずにおいしい食卓を用意するための工夫が詰まった食事スタイルのことです。料理にかける時間や労力を減らしつつ、家族が満足できる食事を準備できます。

ズボラ飯は、冷蔵庫にある食材や調味料でサッと作れるレシピが中心です。さらに、以下のような市販品を取り入れるメニューも、調理のハードルが下がるので人気があります。

冷凍食品
レトルト
カット野菜…など

大切なのは「完璧」にこだわりすぎないこと。

小皿が多くならぶ品数の多い食事は魅力的ですが、一皿で主食・主菜・副菜を兼ねるワンプレートや、具だくさんの汁物に簡単な副菜を添えるスタイルなら、見た目の華やかさに加え栄養バランスも確保できます

無理なく、そして長く続けられるズボラ飯をうまく取り入れ、毎日の負担を軽くしていきましょう。

節約・時短を両立できるのが魅力

ズボラ飯の魅力は、節約と時短の両方を実現できるところです。特売品や冷凍食材を上手に活用すれば、材料費を抑えながらも満足感のある一品が作れます。

さらに、電子レンジや炊飯器を使えば、複数の料理を同時に仕上げられるのもメリットです。調理時間を短縮できるので、光熱費の節約にもつながります

たくさんの小皿が並ぶ献立を目指したくなりますが、ズボラ飯ではワンプレートにまとめる方法もおすすめ。一皿に盛り付けることで洗い物の時間を減らせるうえ、見た目もおしゃれになります

ズボラ飯を取り入れれば、食事の準備から後片付けまでの負担が大きく軽減します。調理の手間が省けるので、気持ちにも余裕が生まれるでしょう。

ズボラ飯に向いている人・向いていない人の特徴

ズボラ飯に向いているのは、以下のような方です。

・忙しい毎日を過ごしている
・料理があまり得意ではない
・料理にかける時間や労力を減らしたい

ほかに、家計を見直したい方育児や仕事で時間が限られている家庭にとっても、無理なく続けやすいスタイルといえます。

一方で、料理そのものを趣味として楽しみたい人や見た目や手間をかけるプロセスを大事にしたい人には、物足りなさを感じるかもしれません。

また、品数や手作りに強いこだわりがある方にとってもズボラ飯は合わず、逆にストレスになってしまう可能性があります。

ズボラ飯は誰でも挑戦しやすい食事スタイルですが、ライフスタイルや自分の価値観に合うかを見極めながら、取り入れるかどうか決めていきましょう。

忙しくても簡単!子どもが喜ぶ節約ズボラ飯レシピ3選

簡単で時短、さらに節約も叶えられるレシピを知れば、毎日の食事作りがぐっとラクになります。

調理の負担が減り大人が笑顔で食事の時間を迎えられるようになると、食卓の雰囲気が明るくなり、子どもの笑顔にもつながるでしょう。

親子で楽しい食事の時間を過ごせるよう、今日から取り入れられる簡単ズボラ飯レシピを紹介します。

【アレンジいろいろで便利】炊飯器で作る!楽うまミートソース

鍋やフライパンで作ると時間がかかるミートソースも、炊飯器を使うと手軽に作れます

炊飯器で煮込んでいる間は、ほったらかしでOK!加熱している間にパスタをゆでたりサラダを作ったりと、効率よく食事準備ができますよ。

余った分は冷凍ができる点も、嬉しいですね。ご飯にかけてドリア風にしたり、パンにのせて焼いたりとアレンジができるので、多めに作ってストックしておくのもおすすめです。

【材料】

  • 豚ひき肉…300gくらい
  • 玉ねぎ…1個
  • にんじん…1/2本
  • なす…1本
  • ピーマン…2~3個
  • トマト缶…1缶(400g)
  • 水…100ml

大人用に味付けする場合は、子ども用を取り分けた後に以下の調味料を加えて調節してください(取り分けた量によって味が変わるので、少量ずつ調味料を入れて調節してください)。

  • ケチャップ…大さじ1~2
  • ウスターソース…大さじ1くらい
  • 砂糖…小さじ1
  • 塩コショウ…適量

【作り方】

①野菜をみじん切りにして、炊飯釜に入れていく。

※後から混ぜるので、野菜を入れる順番はお好みで大丈夫です。

②野菜を入れ終えたら、ひき肉を入れる

トマト缶と水を②に入れて混ぜ合わせ、白米モードでスイッチオン!

※炊飯前に混ぜ合わせることで、豚ひき肉が塊になるのを防ぎます。

加熱後でもある程度ほぐれるので、ゴロッとした食感がお好きな方は、混ぜずに炊飯してもOKです。

④炊飯が終わったら(機種によっては、炊飯が終わらないことがあります1時間経ってもスイッチが切れない場合は、手動でオフにしてください)、全体を混ぜ合わせてできあがり!

※取り分ける場合は子ども分を分けた後に、大人用の調味料を足して味付けしてください。

【電子レンジで作れて超簡単】豆腐しらす丼

電子レンジだけで作れるご飯も、時間がない日に重宝します。

火を使わないので、夏の暑い日や子どもと一緒のときにも安心して調理できるので便利ですよ。

今回はご飯にかけても、そのまま副菜として食べてもおいしい心強いメニューを紹介します。

《豆腐しらす丼》

意外な組み合わせ!?に思えますが、豆腐のおかげでふわふわ食感になります。

うまみ食材や柔らかい豆腐のおかげで、疲れたときや夏の暑さで食欲が落ちたときでも、スルッと食べやすくておすすめ

包丁やまな板なしで作れるけれど、栄養がしっかりとれるズボラ飯です!

【材料】

  • しらす…5g
  • 豆腐…50g
  • ネギ(お好みで)…適量
  • しょうゆ…小さじ1/4~1/2
  • ごま…適量
  • のり…適量
  • かつお節…適量

しらすの塩加減に合わせて、しょうゆの量は調節してください♪

【作り方】

①耐熱容器に、しらす、とうふ、ちぎった海苔を入れてよく混ぜる。

※豆腐は混ぜて潰れるので、包丁で切っておかなくてもOK!

②ふんわりとラップをかけて、電子レンジ600Wで1分程度加熱する。

③加熱が終わったら、ごまかつお節をお好みの量入れて味を調節する。

④器に盛ったご飯に③をかけたらできあがり!

【作り置きできるズボラ副菜】さつまいもの甘煮

作り置きができる副菜を準備しておくと、毎日の食卓がぐっとラクになります。

たとえば、ほうれん草のおひたしや、きんぴらごぼうは冷蔵保存で数日もちます。レンジで加熱したじゃがいもに塩昆布とバターを混ぜるポテトサラダ風も簡単でおすすめです。

ここでは、炊飯器で手軽に作れる副菜レシピをご紹介します。

《さつまいもの甘煮》

  • さつまいも…中2本(500gくらい)
  • 水…1カップ 
  • 砂糖…40g
  • はちみつ…10g
  • 塩…1つまみ

はちみつは、1歳未満のお子さんには食べさせないようご注意ください!

※参照:厚生労働省「ハチミツを与えるのは1歳を過ぎてから」

⑴さつまいもを乱切りにし、水にさらす。

⑵炊飯釜に水気を切ったさつまいもと調味料を全て入れ、全体を軽く混ぜてなじませたら普通の炊飯モードでスイッチオン!

⑶炊き上がったら竹串などを刺して、やわらかくなっていたらできあがり!

※さつまいもが硬い場合は、好みのかたさになるまで、様子を見ながら炊飯モードで加熱してください。

常備菜があると、ご飯とメインに添えるだけで栄養バランスが整います時間があるときに、電子レンジや炊飯器調理なども使って作っておくと便利です。

ズボラ飯をもっと楽しむためのコツ

ズボラ飯は、ちょっとしたアイデアや便利な道具を取り入れることで、見た目も栄養バランスもぐっとアップします。

ここからは、ズボラ飯をもっと楽しみながら無理なく続けるためのコツを紹介します。

栄養バランスを整えるちょい足しアイデア

ズボラ飯は簡単ですが、栄養バランスが心配な方もいらっしゃるでしょう。

そこでおすすめなのが、ちょい足しアイデアです。たとえば、以下のような食材や食品をそろえておくと、「栄養バランスが心配…」というときに重宝します。

ツナ缶
・きなこ
・粉チーズ
・かつお節
・冷凍野菜

魚の栄養が足りていないなと思うときは、ツナ缶やかつお節をご飯やサラダにのせたり、汁物に入れたりすればOK。

同様に、ご飯やサラダ、スープなどに粉チーズをプラスすると、不足しやすいカルシウムを補給できます。

1回に使う量は少量ですが、積み重ねていけばしっかりとした量になってくるので、ちょっとずつでもプラスしていく意識が大事です。

他に、以下のような手軽に添加できる心強い商品もあるので、備えておくのもおすすめです。



商品名画像特徴
はぐくみ太郎・乳幼児規格適用商品
・鹿児島県産のかつお節を使用
・鉄分やDHAを補給できる
まるごと鶏レバー・乳幼児規格適用商品
・無添加
・国産原料を使用
・鉄分や亜鉛を補給できる

便利グッズを活用する

便利な調理グッズを取り入れることで、ズボラご飯がもっと楽になります。

たとえば、シリコンスチーマーやレンジ対応の鍋は、時短調理に最適です。

また、保存容器や冷凍保存用の袋も使いやすいものを用意しておくと、困ったときに重宝するでしょう。

個人的には、保存容器はガラス製のものがおすすめ。

色移りの心配なくどんなおかずでも入れられるし、中身が見えるので残量の確認もしやすくなります。汚れが落ちやすいので、衛生面の心配が軽減されるところもいいですね。


準備が整っていれば、忙しい日も負担なくご飯を用意できます。ストレスなく続けるために、便利グッズも取り入れていきましょう。

作り置きと冷凍を上手く組み合わせる

作り置きと冷凍を組み合わせると、毎日の食事がもっとラクになります。

たとえば週末にまとめて作り置きし、冷凍しておくのも良いでしょう。冷凍に向いているのは、以下のようなメニューです。

・煮物
・カレー
・ハンバーグ

ただし、じゃがいもは冷凍すると水分が抜けてブヨブヨの食感になり、おいしく感じにくくなります。カレーは、じゃがいもは抜いて冷凍してください。

メインメニューを冷凍しておけば、普段の日は解凍するだけ、副菜に切ったトマトやきゅうりを添えたりすれば、彩りがよく栄養のバランスがとれたご飯が時短で準備できますよ。

野菜は、時間があるときに多めに切って冷凍しておくのもおすすめです。

いちょう切りにした人参や大根、食べやすい大きさにカットした小松菜などを冷凍用保存袋に入れて冷凍しておけば、「ちょっと野菜が足りないな」というときに、味噌汁や炒め物に手軽にプラスできます。

食材は冷凍しておくと、必要なときにサッと使えて便利です。冷凍庫をうまく活用して時短と節約を両立させましょう。

まとめ|忙しくても子どもが笑顔になる節約ズボラ飯で毎日をラクに

忙しい毎日でも、家族においしいご飯を手軽に用意したい方にとって、ズボラ飯は強い味方です。

調理法や食材の選び方を工夫したり、ちょい足し食材を活用すれば、手間を減らしながらも栄養バランスの良いメニューが作れます

毎日の負担を軽くし、家族との時間や自分の時間を確保するためにも、ズボラ飯を上手に取り入れてみてはいかがでしょうか。

便利グッズや作り置き、冷凍保存なども活用しながら、無理なく続けられる工夫を積み重ね、忙しい日々の中でも楽しく食事の時間を過ごしていきましょう。

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家事に仕事に育児にと忙しい中で、子どもご飯と大人のご飯を作っていくのはなかなか大変です。

丁寧に作りたいと思うものの時間がなかったり、せっかく作ってもほとんど食べてくれなかったり…「こんなに悩むとは思っていなかった」と感じる方も少なくありません。

でも、大丈夫。ちょっとした工夫や考え方のヒントがあるだけで、毎日の食事タイムがぐんとラクになり悩みが解決につながることがあります

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    (執筆者:渡辺 ゆき)