「ちょっとでいいから、育児に参加してほしい…」
「頼まないと何もしないの、なんで?」
そんなモヤモヤを抱えながら、ワンオペ育児に耐えているママ、多いのではないでしょうか。
本当は「手伝ってほしい」じゃなくて、「一緒にやってほしい」。
でも、いざ口に出すとケンカになったり、逆ギレされたり、空気が悪くなったり…。
気を遣ってやんわり伝えても、「言ってくれないとわからない」と返されて、心が折れそうになることもありますよね。
でも実は、“ちょっとした声かけの工夫”で、あれほど動かなかったパパが、自然と育児に関わり始めることってあるんです。
この記事では、実際に「うちの夫にも効いた!」とママたちが実感した
“パパの育児スイッチ”を入れる3つの作戦をご紹介します。
◆「パパの育児スイッチ」が入らない理由、実は○○にあった!

「なんで私ばっかり…」「どうして言わなきゃ動かないの?」
育児や家事の負担が一方に偏ってくると、ふとそんなモヤモヤが湧いてくること、ありますよね。
パパだって子どもはかわいいはず。なのに、いまいち育児に積極的じゃない。
これはもう「やる気の問題」…と決めつけたくなる気持ちも、すごくよくわかります。
でも、実は“育児スイッチが入らない理由”って、「やる気がないから」ではないことが多いんです。
♢理由その1:やり方がわからない
たとえばミルクの作り方、おむつのサイズの違い、赤ちゃんの泣き方の意味…。ママが当たり前にやっていることも、パパにとっては「何が正解かわからない世界」。
さらに「今さら聞けない」「間違えて怒られたくない」と思ってしまうと、無意識に“育児=ママの領域”と距離を取ってしまうケースもあります。
♢理由その2:「頼まれていない=やらなくていい」と思っている
多くのパパは、「困っていたら言ってくれるだろう」と考えています。
言われないということは「大丈夫なんだろう」と解釈して、むしろ気を遣って手を出さないことも。
でもママとしては「言わなくても気づいて動いてよ!」と思っているわけで、このすれ違いが積もると、不満の溝がどんどん深まってしまいます。
♢理由その3:「評価されない」「やっても文句を言われる」といった経験がある
せっかくパパが手伝ったのに「それじゃないんだけど…」とか「違うやり方でやってよ!」と言ってしまったこと、ありませんか?
その一言が、「もう手を出さないほうがいいんだ」とパパを遠ざけてしまうこともあります。
本人は頑張ったつもりなのに否定されてしまうと、やる気も自信もなくなってしまいますよね。
パパが育児に積極的でないのは、ママにとっては思いつかないような理由だったり、ついつい喧嘩腰で言ってしまった何気ない言葉がきっかけだったのかもしれません。
では、パパにもっと育児に関わってもらうためにはどうすればよいのでしょうか?次のセクションでは、パパの育児スイッチを入れる3つの作戦についてお伝えしていきます。
◆パパの育児スイッチを入れる!3つのやさしい作戦

パパに「もっと積極的に育児に関わってほしい」と思っても、なかなか伝わらなかったり、実際に動いてくれなかったり…。「パパの育児スイッチてどこにあるの?」なんて思うこと、ありますよね?
そんなとき、次の3つの作戦が効果的だったという声が多数寄せられています!
実際に効果があると裏付けられている方法でもあるので、モヤモヤとする前に、あなたの家庭でもぜひ試してみてくださいね!
作戦①:「○○してくれると助かるな」と“お願い口調”で頼んでみる
育児をしていると、その多忙さ故にママだって内心、「なんで私ばっかり!」と思うこともありますよね。
でもその感情をストレートにぶつけるのではなく、グッとこらえて「〇〇してくれると助かるな〜」と、やわらかくお願いするだけで、パパが動いてくれる可能性がグンとアップします。
心理学では、「お願いされたことには応えたい」と思う「返報性の原理」が働くといわれています。
また、「責められている」と感じると人は防衛的になるため、ネガティブな言い方より、協力を求めるポジティブな言い方の方が効果的なんですね。
🗣こんな声も!
『オムツ替えて』じゃなくて『替えてもらえると助かる』にしたら、『いいよ』って即返事が来た!
言い方って大事なんだなと思わせられるエピソードですよね。
作戦②:やってくれたときは「ありがとう」を言葉にする
どんな小さなことでも「ありがとう」と感謝の気持ちを伝えることで、パパのやる気スイッチが入ります。
人は「自分の行動が認められた」と感じると、その行動を繰り返したくなるという心理的傾向があるそうです。つまり、「ありがとう」はパパの育児スイッチを入れる上でも魔法の言葉なんですね!
特に男性は「家庭内での役割」に手応えを感じることで、育児への主体性が高まりやすいという研究結果もあるそうですよ(出典:厚生労働省「イクメンプロジェクト」調査報告書, 2020)。
🗣こんな声も!
『ゴミ出ししてくれて助かる、ありがと〜』って毎回言うようにしたら、だんだん当たり前にやってくれるようになりました。
「ありがとう」はやっぱり魔法の言葉ですね!
作戦③:「子どもがパパ大好きって言ってたよ」と間接的に伝える
「パパがいないと寂しいみたい」とか「この間、パパが一緒に遊んでくれて楽しかったって言ってたよ」など、子どもからの好意を間接的に伝えるのも効果的です。
これは「承認欲求」を刺激するアプローチです。
自分が子どもから必要とされていると感じることで、「もっと関わりたい」と思うようになるパパが多数!
特に「子どもがパパをどう思っているか」は、パパにとって最大のモチベーション源になりうるんですね。
🗣こんな声も!
「“パパって優しいから好きなんだって”って言ったら、めちゃくちゃ嬉しそうにしてた(笑)。それからお風呂担当になってくれました!」
子どもからの「大好き」が嬉しくないパパなんていませんからね!
「パパの育児スイッチを入れる3つの作戦」はいかがだったでしょうか?「これならできそう!」と思ってくれた方もきっと多いハズ!
まずは“伝え方”を変えてみることから始めてみてはいかがでしょうか?
感情的に言うより「お願い口調」で伝える
やってくれたことはしっかり認め、「ありがとう」を伝える
子どもからの好意をパパに伝える
この3つを意識するだけで、パパの中にあった“育児スイッチ”がそっと入るかもしれませんよ。
◆まとめ│小さなスイッチを見逃さないで!今日からできること

育児にもっと協力してほしいな…という思い、多くのママが感じることですよね。でも、パパに急に劇的な変化を求めるのは難しいかもしれません。まずは小さなきっかけ作りから始めてみませんか?
「ありがとう」「助かるよ」といった感謝の言葉や、「子どもがパパのこと好きって言ってたよ」といった何気ない一言が、パパの育児への積極性を高めるスイッチになることがあります。
「やってくれた」だけで終わらせず、「一緒に育ててる感じがして嬉しい」と伝えてみてください。パパの中に、「自分ごと」として育児に取り組む意識が芽生えていくはずです。
ワンオペ育児から抜け出す一歩として、まずは「声かけ・伝え方」から変えてみませんか?
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(執筆者:yuffy)