赤ちゃんが水を飲まないのはなぜ？　スムーズな水分補給のコツとおすすめアイテムを紹介

赤ちゃんがなかなか水を飲んでくれず「どうしたら飲んでくれるの？」と悩んでいませんか？特に暑い時期や体調が悪いときには、水分不足が心配になりますよね。

赤ちゃんが水を飲まないのはなぜ？

赤ちゃんが水を飲まないのには、以下のような理由が考えられます。

大人が「水分補給させなきゃ！」と思っていても、赤ちゃん自身は喉が渇いていないのかもしれません。離乳食が始まる前の赤ちゃんであれば、母乳やミルクから必要な水分を十分に摂取しています。授乳がしっかりできていれば、水を無理に飲ませる必要はないでしょう。

ほんのり甘い母乳やミルクに比べて、水には味も香りもありません。そのため赤ちゃんが「いつもと違う味だ」と感じて拒否してしまうのは自然な反応です。味だけでなく「冷たすぎる」「ぬるすぎる」など温度が原因で飲みたがらないケースもみられます。

哺乳瓶に慣れている赤ちゃんが、ストローやコップを使えるようになるまでは時間がかかります。うまく飲めずにこぼしてしまうと、不快感から飲むのを嫌がってしまうことも多いです。
また、ストローやコップの形や素材が気に入らないという理由で飲んでくれないケースも考えられます。

赤ちゃんに無理なく水を飲んでもらうためには、以下の方法を試してみるのがおすすめです。

赤ちゃんに水を飲んでもらうためには「飲ませたい時」ではなく「飲みたい時」を狙うのがポイントです。喉が乾きやすい以下のタイミングで水を与えてみましょう。

体が水分を欲しているタイミングであれば、自然に飲んでくれる可能性が高まります。

赤ちゃんが水の味を嫌がるようなら、ほかの飲み物を試してみるのもおすすめです。ベビー用の麦茶やイオン飲料なら、風味を気に入って飲んでくれる可能性があります。メーカーによって味が違うので、いくつか試してお気に入りを見つけてあげましょう。

また水の冷たさが苦手な場合には、人肌に温めてあげると効果的です。母乳やミルクと同じくらいの温かさであれば赤ちゃんも安心して飲んでくれるでしょう。

スムーズな水分補給のためには、赤ちゃんの成長段階に合った容器を選ぶことも大切です。

はじめのうちは、哺乳瓶の乳首に形状が似たスパウトマグから始めるとよいでしょう。吸う力がしっかりしてきたら、ストローマグやコップへと少しずつ移行していくのがおすすめです。

容器によって吸い口の形や使いやすさが異なります。赤ちゃんの好みに合わせていくつか試してみるのがおすすめです。

最後に、赤ちゃんの水分補給におすすめのアイテムを紹介します。赤ちゃんの成長段階や好みに合わせて、以下のアイテムも取り入れてみてくださいね。

哺乳瓶からコップまで、飲み方をステップアップできるマグのセットです。4種類の飲み口が付いているので、赤ちゃんの成長に合わせて長く使えます。食洗機にも対応しており、お手入れも簡単です。

はじめてのコップ飲みにぴったりのトレーニングカップです。小さな手でも滑らずしっかり持てる形状で「自分で飲みたい！」という気持ちを育んでくれます。口当たりのやさしいシリコン素材なので、コップ飲みに慣れていない赤ちゃんでも安心して使えます。

本記事では、赤ちゃんが水を飲まない理由やスムーズに飲んでもらうためのコツ、水分補給におすすめのアイテムについて紹介しました。

赤ちゃんが水を飲まないのは、成長の過程でよくあることです。無理に飲ませようとせず、飲みやすい容器を選んだりタイミングを見計らったりしながら、少しずつ慣れさせてあげましょう。

今回紹介したアイテムもぜひ取り入れながら、楽しく水分補給をサポートしてあげてくださいね。