2歳頃になると、少しずつ遊びの幅が広がってきますよね。
けれど、「せっかく買ったおもちゃなのにすぐ飽きてしまった」「長く遊べるおもちゃを選びたい」という悩みは、多くのパパママが経験するのではないでしょうか。
わが家でも、当時2歳の娘にプレゼントするおもちゃを探すときに「どうせなら成長に合わせて長く遊べるものがいい」と考えました。そこで出会ったのが、知育玩具の「リングテン」。実際に遊んでみると、想像以上に夢中になり、遊び方もさまざま。親としても「買ってよかった!」と実感した数少ないおもちゃでした。
今回は、娘が2歳のときに遊んだリアルなレビューを交えながら、リングテンの魅力や知育効果をご紹介します。
リングテンとは?

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リングテンは、ウッディプッディ社が販売する木製の知育玩具です。棒にカラフルなリングを通すというシンプルな構造ですが、その遊び方は無限大。2歳前後の子どもでも直感的に楽しめるのが特徴です。
特に「シンプルで飽きにくい」「長く遊べる」という点から、多くの家庭で選ばれています。実際に購入者レビューでも高評価を得ており、知育おもちゃとして定番の存在になっています。
項目 | 内容 |
---|---|
商品名 | はじめてのつみき RING10 |
メーカー | ウッディプッディ |
価格 | 5,280円(税込)〜 ※レトロカラーは5,500円 |
対象年齢 | 1歳半〜4歳頃 |
セット内容 | リング50個(5色×各10個)、顔ブロック×5種、帽子ブロック×5種、サイコロ×2、ソーイング紐×1、スタンド×1、遊び方紹介シート |
素材 | 天然木、綿ヒモ |
安全基準 | ST玩具安全基準合格、食品衛生法検査済み |
サイズ | パッケージ:W280×H210×D55mm(重量:約1,040g) |
評価 | 平均★4.70/5(レビュー数101件) |
一見シンプルな構造ですが、長く愛される秘密は、しっかりとした安全性と豊富な遊び方、そして親しみやすいデザインににあります。
娘が2歳のときに夢中になった理由
娘にリングテンをプレゼントしたのは、ちょうど2歳の誕生日でした。箱を開けた瞬間からカラフルなリングに目を輝かせ、手に取って次々に棒へ通し始めた姿に驚いたのを覚えています。

最初はただ「入れる」「ひっくり返す」を繰り返しているだけ。しかし、それだけでも本人にとっては十分楽しかったようで、声をかけても返事をしないほど集中して遊んでいました。リングが棒にすとんと通る感覚や、ひっくり返してバラバラになるのが面白いようで、何度も同じ動作を繰り返していたのです。
リングテンのリングはとても色鮮やかで、子どもの視覚を引きつけます。娘は「ピンク!」「きいろ!」と声を出しながら遊ぶようになり、自然と色の名前を覚えていきました。
色は「パステル」「オリジナル」「レトロ」の3種類あり、我が家は「オリジナル」をチョイス。かわいらしい色合いで、大人でも見ていてうきうきするおもちゃです。

公式の遊び方はなんと40通り!

箱の中に入っていた「遊び方ガイド」によると、遊び方は実に40種類。「積み上げる」「崩す」だけでなく、色んな遊び方ができるからこそ、「長く遊べるおもちゃ」として愛されています。
遊びながら育まれた知育効果
実際に遊んでいる姿を観察していると、「これは知育につながっているな」と感じるポイントがたくさんありました。
指先の巧緻性
小さなリングをつかんで棒に通す動作は、指先をとてもよく使います。遊ぶうちに娘の手つきがどんどん器用になり、細かい動作がスムーズになっていきました。これは鉛筆やお箸を使う準備にもなると感じます。
色彩認識
リングがカラフルなので、自然に色を区別して遊ぶようになりました。「色ごとに分けて片付けようか」「ピンクと水色を交互に並べてみよう」などといった遊び方をするうちに、色の名前を覚えるきっかけになりました。
数量感覚
親が「あと3個入れようね」と声をかけると、数を数える練習にもなります。リングの数が限られているので、「残りは何個かな?」と確認する遊び方もできました。
見立て遊び(想像力・創造力)
リングを単なる「パーツ」としてではなく、別のものに見立てる力も育ちます。実際に娘は、リングをおままごとのお皿に入れて「まぜまぜ」と料理ごっこをしたり、紐に通してネックレスに見立てて楽しんでいました。こうした遊びは想像力を広げ、表現力やコミュニケーション力の育成にもつながります。
バランスゲーム(空間認識・思考力)
リングを積み上げて崩れないように遊ぶ「バランスゲーム」では、空間認識力や思考力が自然に育ちます。「次にこれをのせたら倒れるかな?」と考えたり、サイコロを使って色を指定して積むことでルール理解も養われます。実際に娘も、「倒れないようにそーっと置く」動作を繰り返しながら、集中して遊んでいました。失敗しても再挑戦することで、粘り強さも身についていると感じます。
集中力
リングテンは単純だからこそ、同じ動作を繰り返すことで集中力が育まれます。特に、付属の紐に通しだしたときは長い時間遊ぶことが多かったです。一度遊びだすと15分以上も真剣に紐通しを繰り返しているので、その間に私はちょっとした家事を片づけられるのも助かりました。
成長に合わせた遊び方の変化
リングテンの良さは、成長に合わせて遊び方が広がるところです。娘には2歳でプレゼントしましたが、4歳ごろまで思い出したように出してきては遊ぶ姿が見られました。
- 2歳前半:入れる・抜くだけでも大喜び。
- 2歳後半:同じ色を集めたり、「何個入れられるかな?」と数を意識するようになる。
- 3歳以降:リングを「ドーナツ」や「ネックレス」に見立てておままごとやごっこ遊びを始める。
最初はひたすら棒に通したり並べたりするだけでしたが、3歳ころになるとお皿に入れてドーナツ屋さんごっこやおままごとをするようになり、遊びの幅がどんどん広がっていきました。
メリット・デメリット
実際に使って感じたメリット・デメリットをまとめました。
メリット
- 成長に合わせて長く遊べる
- 2歳前半は「通す・抜く」だけで楽しめ、2歳後半からは「色分け」や「数あそび」、3歳以降は「ごっこ遊び」へと発展。単なる一時的なおもちゃではなく、長期的に活躍するのが魅力です。
- 知育効果が豊富
- 色彩認識、数量感覚、指先の巧緻性、集中力など、複数の分野をカバー。遊びながら自然に学びにつながる点は、親として安心感があります。
- シンプルで親も関わりやすい
- 遊び方が限定されないので、大人の声かけ次第で無限に広がります。「黄色を集めてみよう」「何個入れられるかな?」など簡単に関われるため、親子のコミュニケーションも増えました。
- 実際に娘は、リングをおままごとのお皿に入れて“まぜまぜ”と料理ごっこをしたり、ドーナツに見立てておままごとを楽しんでいました。 本来の遊び方以外にも自然と発展するのは、大きなメリットだと感じます。
- 収納や持ち運びがラク
- リングとスタンドだけのシンプルな構造なので、片づけや持ち運びが簡単。見た目も可愛いため、インテリアの邪魔もしません。
デメリット
- 価格が少し高め
- 約5,000円と、おもちゃとしては安くはありません。ただし、長期間遊べて知育効果も期待できることを考えると、コスパは十分だと思います。
- 片付けが面倒なことも
- 小さなリングが50個あるので、子どもが部屋中にばらまき、私がそれを拾い集めることが良くありました。
まとめ
リングテンは、2歳の娘が夢中になっただけでなく、知育効果も実感できるおもちゃでした。シンプルだからこそ長く遊べ、成長に合わせて遊び方が変化するのも大きな魅力です。
「すぐに飽きないおもちゃが欲しい」「2歳頃から長く使える知育玩具を探している」という方に、ぜひおすすめしたい一品です。
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(執筆者:AKKA)