インフルエンザワクチンに助成金を出している自治体は多くあります。
しかし、助成金の無い地域にお住まいの人にとっては、「子供にインフルエンザワクチンを打たせたいけれど、助成制度がないから家計にとって負担が大きい…」
そんな悩みを抱えるご家庭は多いのではないでしょうか。
わが家も住んでいる地域では助成がなく、子供2人分のワクチン代を全額自己負担…。

1回3,500円、二人が2回接種だと合計14,000円。家計にズシンと響きます…。
でも実は、工夫次第でこの負担をグッと減らすことができるんです!
今回は、私自身が調べて実践している「助成がなくてもインフルエンザワクチン代を安くする方法」を4つご紹介します。
1. 病院ごとの料金をしっかり比較する

まず大前提として、インフルエンザワクチンは「自由診療」。つまり料金は病院ごとにバラバラです。
例えば、同じエリアでも…

こんなふうに、1人あたり800円の差が出ることも。子供2人で2回ずつ打てば、合計で3,200円の差になります。これは大きいですよね。
まずは病院ごとのワクチン接種料金を比較することが大事なんですね!
♦「ワクチン料金」を比較検討!調べ方のコツとは?
インフルエンザワクチンは自由診療なので、料金は医療機関ごとに設定が異なります。
「近所だから」「去年もここで打ったから」と何となく選んでしまうと、実は割高だった…なんてことも。
実際に調べてみると、同じ市内でも1回あたり500円〜1,500円の差があるのは珍しくありません。
家族で接種する場合、この差は大きな出費につながりますよね。
クリニックごとのワクチン料金を比較検討する場合、以下のような方法で調べてみて下さい。
- クリニックのホームページを確認する
最近は多くの医療機関が料金を公開しています。「インフルエンザ予防接種」のお知らせページに書かれていることが多いので、秋ごろにチェックすると情報が更新されている場合があります。 - 地域の医療情報サイトを使う
たとえば「〇〇市 インフルエンザ ワクチン 料金」と検索すると、地域のポータルサイトや医療情報サイトで、複数の病院の料金が一覧になっていることもあります。 - 口コミやSNSを活用する
意外と役立つのが口コミやSNSです。「この病院は子供は安かった」「早割があった」など、実際に接種した人の声から情報を得られることも。特にママ友・パパ友ネットワークは強力です。

少し手間かも知れませんが「料金比較」は確実に節約につながります!わが家は去年これで約2,000円節約できました。
2.病院のキャンペーンやセット割を利用する

最近は、病院ごとに「割引キャンペーン」を打ち出すところも増えています。
- 家族割引・ペア割:家族や兄弟で接種すると1人あたり500円安くなる
- 早期予約割引:9月中に予約すると割引あり
- SNS割引:LINEやInstagramをフォローするとクーポンがもらえるケース
さらに、ちょっと高額な経鼻型ワクチン(フルミスト)も、キャンペーン期間中だけ割安になる、なんてこともあります。

「どうせ毎年打つものだから…」と同じ病院に行くのではなく、今年はキャンペーン情報をチェックしてみると意外な掘り出し物が見つかるかもしれませんよ。
3. 健康保険組合の補助をチェックしてみよう!

こちら、実は意外と知られていないのですが…。
会社員やそのご家族なら、加入している健康保険組合(健保)からインフルエンザワクチン接種に補助が出ることがあります。
自治体の助成に比べると情報が見つけにくいのですが、うまく活用できれば家計の負担を大きく減らせます。
♦健康保険組合の補助はいくら出る?
健保の補助は「本当に使えるの?」「どのくらい安くなるの?」と気になる方も多いと思います。ここでは、実際に私の周りであった事例をご紹介します。
例えば、ある友人のケースでは…
- 子供1人につき 上限2,000円まで補助
- 申請は簡単で、接種後の領収書を提出するだけ
結果的に、子供2人の接種費用がほぼ半額に! 自治体の助成がない地域に住んでいましたが、健保の補助のおかげで大幅に負担を減らすことができたそうです。
また、別の健保では「扶養家族も対象で1人あたり上限3,000円まで補助」という制度もあり、大人も子供もまとめて補助されることもあります。
こうしたケースでは、家族全員分のワクチン代がぐっと抑えられるのです。

健保の補助はあまり知られていませんが、実際には「利用できればかなりお得」な制度です。お勤め先や健保によって内容は異なるので、まずは一度チェックしてみるのがおすすめですよ。
♦健保【インフルエンザワクチン補助】の有無どう調べる?
「うちの健保でも補助があるのかな?」と思ったら、まずは情報収集から始めてみてください。確認の方法はとてもシンプルなので難しくありませんよ。
- 勤務先の総務部や人事部に問い合わせる:
「インフルエンザ予防接種の補助はありますか?」と聞いてみるだけでOK。思った以上に簡単に答えてもらえます。 - 健康保険組合の公式サイトを確認:
「予防接種」「保健事業」「補助金」といったページに載っていることが多いです。中には申請用紙をダウンロードできるところもあります。
♦健保の補助は助成金と併用できる?〜見落としがちなポイント〜
実はあまり知られていないのですが、健康保険組合の補助は自治体の助成金や病院の割引と併用できる場合があります。
つまり、「自治体の助成で半額」+「健保の補助でさらに割引」となり、最終的に自己負担ゼロ、もしくは数百円で受けられるケースもあるのです。
- 自治体の助成で 1回目の接種が2,000円割引
- 健保の補助で さらに2,000円キャッシュバック
→ 本来4,000〜5,000円かかるワクチンが、実質無料に!
ただし、ここにはいくつか条件があります。
事前にこれらを確認しておかないと、「せっかく補助があるのに申請できなかった…」という残念なことになりかねません。
自治体の助成がない地域に住んでいる方でも、勤務先の健保をうまく利用すれば実質無料で子供にワクチンを受けさせられる可能性があります。

「助成がある自治体かどうか」だけでなく、「健保の補助があるかどうか」も合わせて確認することで節約効果は最大に!
4. 公立の病院や保健所を利用する

「できるだけ安く、安心して接種したい」という方におすすめなのが、公立の病院や保健所です。民間のクリニックよりも料金が抑えられていることが多く、費用面だけでなく信頼性の高さも魅力です。
多くの市立病院や保健所では、インフルエンザワクチンの接種費用を 一律3,000円前後 としているところが多く、年齢による料金差がない場合もあります。
そのため、兄弟姉妹が複数いるご家庭にとっては、費用の見通しが立てやすいのもメリットです。
ただし注意点もあります。
特に人気のある地域では、予約解禁日の朝に電話が殺到して繋がらないということも珍しくありません。
そのため、接種を希望する場合は「いつから予約受付が始まるのか」を早めに調べ、スケジュールを確保しておくことが安心につながります。

公立機関のワクチン接種は「安くて安心」ですが、予約の早さが勝負。自治体の広報や公式サイトなどを定期的にチェックするのが◎ですね。
5.まとめ
この記事では、助成がない地域でも、以下のような工夫するだけでインフルエンザワクチンの費用は大きく抑えられる可能性があることをお伝えしてきました。

助成がなくても、「比較・確認・早めの行動」で結果的に大きな差が出ます。今年の接種に向けて、ぜひ今日からできることをぜひチェックしてみてくださいね!
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今回の記事では「子供のインフルエンザワクチンを少しでも安く受ける方法」をご紹介しましたが、助成金や子育て支援制度は季節や自治体によってどんどん更新されていきます。
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(執筆者:yuffy)