ママ友は必要? いなくても大丈夫? 保育園生活を乗り切った体験談

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(画像:Canvaにて作成)
ワ―ママ
ワ―ママ

来年から保育園だけど…やっぱりママ友って作った方がいいのかな…

そんなふうに感じたことはありませんか?

私も長女が保育園に通い始めたころ、
「ママ友って、作った方がいいのかな」
「ママ友がいないと子どもが仲間外れになるかも?」と不安に思っていました。
でも実際は、送り迎えで軽く挨拶を交わす程度でも、保育園生活はまったく問題なし。

フルタイム共働きで忙しかったり、二人目出産でなかなか外に出られなかったりした時期もありましたが、先生とのやり取りやお便りだけで十分にやっていけました。
ママ友がほぼいないまま、1歳で入園した長女は年長の秋を迎えています。

今回は、そんな私自身の体験をもとに、
「ママ友がいなくても保育園生活は大丈夫?」という不安を感じている方に向けて、
無理にママ友を作らなくても大丈夫な理由や、気持ちが楽になる考え方をお伝えします。

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ママ友は必要?

保育園での送り迎えの時間、楽しそうに話しているママたちを見ると、「ママ友がいないのは私だけ?」と不安になることがありますよね。

私も長女が通いはじめたころ、同じように感じていました。
“ママ友がいないと情報が入らない”“子どもが仲間外れになるかも”と、どこか焦っていたんです。

でも実際に数年間保育園に通わせてみて感じたのは、
ママ友は「いたら助かることもあるかもしれないけれど、いなくても困らない」ということ。

必要なのは、無理して仲良くなることではなく、「笑顔であいさつできるくらいの関係」で十分なんです。

そもそも、保育園ママは忙しい

canvaで作成

そもそも、保育園ママは非常に忙しいです。

保育園に預けているということは、基本的に共働きか、何らかの家庭の事情があるということ。
私は長女の産後1年で復帰しましたが、朝は仕事へ向かう前のバタバタ、夕方はお迎えから夕食・お風呂・寝かしつけまでノンストップで、毎日をこなすのがやっとでした。

しかも、当時はフルタイム勤務で、
「立ち話をする余裕なんてない。一刻も早く家に帰って寝たい。」という毎日。

ママ友がいたらいいのかな?と心のどこかで思いつつも、実際には時間も心の余裕も全くないというのが現実です。
多くのママが、似たような状況の中で一生懸命やりくりしています。

だからこそ、「ママ友ができない=自分だけ孤立している」と思う必要はありません。
忙しい中で無理をしないことも、立派な選択です。

結局、連絡先を交換したのは一人だけ

私が保育園時代に連絡先を交換したのは、長女と特に仲が良かったお友達のママ一人だけです。
向こうから「仲良くさせてもらっているみたいで。LINE教えてもらってもいいですか…?」と聞かれたので、快く連絡先を交換しました。

しかし、やり取りは年に数回。
園行事の持ち物を聞いたり、ラン活の情報を交換したりすることはありましたが、
結局、お互い仕事もしていたので、休日に遊ぶような関係にはなりませんでした。

それでも、困ったことは一度もありません。
園の連絡事項はすべて先生やお便りで伝わりますし、イベントの情報も掲示板やアプリで確認できます。

子ども同士が仲良くしていれば、自然とママ同士も話す機会はあるもの。
「気づけば話していた」くらいの距離感が、私にはちょうどよかったです。

小学校入学でリセットされる

canvaで作成

保育園の人間関係は、卒園と同時にほとんどリセットされます。
小学校に入るとクラスも地域も変わり、保護者の顔ぶれも一新。
どんなに仲良くなっても、保育園時代のママ友とは自然に会わなくなるものでしょう。

「卒園すれば、人間関係はリセットされる。無理をしてママ友づくりをしなくても大丈夫」と思えば気が楽になりました。

ママ友は“子どもの成長とともに変わる存在”。
一生続く関係ではないからこそ、そのときどきで無理のない距離感を大切にすればいいのだと思います。

ママ友がいなくても大丈夫!保育園での“ほどよい関わり方”

もちろん私自身も「ママ友は作らない」と決めていたわけではなく、結果的にほぼママ友がいないまま卒園になりそうというだけです。

自然な関わりを続ける中で、心を開けるママ友ができればそれはそれでいいかな、くらいの気持ちでいました。

また、娘のために「感じの良いママ」でいるように心がけるようにしていました。

  • あいさつは笑顔で丁寧に
     短い時間でも、挨拶を欠かさないだけで印象がグッと良くなります。
  • 行事のときに軽く声をかける
     「かわいいですね」「上手でしたね」など、ひとこと添えるだけで会話のきっかけに。
  • 仲の良い子にはお礼を言う
     「いつも仲良くさせてもらっているみたいで、ありがとうございます」など、仲の良い子の親と顔を合わせる機会があれば、こちらから話しかけていました。

親としてこのくらいのことを意識していれば、子どもにとっても安心できる環境が自然にできると思います。

まとめ:ママ友はいなくても大丈夫。無理せず、自分のペースで

共働きが多く、親も忙しい現代は、「ママ友がいない=孤立」ではありません。
笑顔で挨拶できる関係があれば、それだけで十分だと感じました。

私自身、深い付き合いをしなくても、子どもも私も保育園生活を楽しく過ごせました。
それに、ママ友がいなくても、先生や家族、昔からの友人が支えてくれます。

子どもが笑顔で通園できているなら、それがいちばん。
無理に誰かと比べず、自分のペースで育児を楽しむことが何より大切だと思います。

(執筆者:AKKA)