格安SIMを使わないのは情弱? 楽天モバイルに変えて月8,000円浮いた体験談

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「格安SIMを使わないのは情弱」──そんな言葉をネットで見かけて、ちょっとドキッとしたこと、ありませんか?

私も以前は、“情弱”なんて言われたくないと思いつつ、「格安SIMって安いけど、設定が面倒そう」「電波が悪くなるんじゃ?」と不安ばかりで、結局、大手キャリアを使い続けていました。

けれど、コロナ禍で在宅勤務が増え、夫と家計を見直してみたとき、固定費の中で一番ムダが多かったのがスマホ代

当時は1万円近く払っていたんです。

そこから思い切って格安SIMを調べ、楽天モバイルに乗り換えた結果・・・

月8,000円、年間で約10万円ちかくの節約に成功しました。

「格安SIMを使わない=損してる?」この記事では、そんな疑問に対して、実際に使ってみて分かったことをリアルにお伝えします。


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格安SIMに踏み出せないのは「情弱」ではなく“慎重さ”のあらわれ

スマホ代が高いと感じながらも、格安SIMに乗り換えるのは不安。

そんな人は少なくありません。

  • 「もし通信が途切れたら、保育園からの電話を取れないかも」
  • 「設定を失敗して、家族のスマホまで使えなくなったらどうしよう」

そう考えると、行動に移せないのは当然です。

これは、決して“情弱”だからではなく、家族の通信インフラを守ろうとする合理的な慎重さです。

家計を預かる立場として「安さより安定を優先する」のは、正しい判断です。

ただし、格安SIMを取り巻く環境はすでに変化しています。2025年の最新調査では、スマホユーザーの約3人に1人が格安SIMを利用

利用者の中では楽天モバイルが29.3%で最多、さらに83%以上のユーザーが「料金の安さに満足」と回答しています。(参考:格安SIMの乗り換え意向に関する最新調査(2025年5月)-20代の約4割のユーザーが格安SIMへの乗り換えを検討中- | 株式会社ストロボのプレスリリース

つまり、「格安SIMを使わない=情弱」というより、“知らないまま機会を逃している”というのが実態に近いです。

格安SIMは、もはや特別な選択肢ではなく、現代のスタンダードな節約術になっています。


格安SIMに楽天モバイルを選んだ理由と経緯

格安SIMを意識し始めたのは、コロナ禍の2019年ごろ。

在宅時間が増え、家計を見直しているときに「スマホ代って意外と高い」と気づきました。

ちょうどその頃、楽天モバイルが「基本料金0円!」を打ち出して話題になっており、さらに実際に乗り換えて固定費を大きく減らした人が身近にいたこともあって、「私たちもやってみようか」と夫と話し合うきっかけになりました。

調べた結果、選んだのは 楽天モバイル+マイネオのデュアルSIM構成

この組み合わせで、

  • スマホ代は 月1,000円台
  • 一部の場所では通信がやや不安定
  • ただし、私の住む地域では 日常生活に支障なし

通信状況について

実体験として電波が繋がりにくかった場所がいくつかありましたのでご紹介します。

  • 地下鉄の特定の区域
  • 山の中(友人は繋がって私だけダメでした)
  • 特定の建物の中

常に繋がらない、ということではなく不安定という状況で、繋がらない時もあれば繋がる時もあります。また、過去一度だけですが基地局のメンテナンスで突発的に繋がらなくくなってしまった事もありました。

結論、「安くても十分使える」。そう実感した最初の体験でした。

しばらくして、知人から「UQモバイルの大型ポイント還元がかなりお得」と勧められ、
一度UQモバイルへ乗り換えたこともありました。

ポイントで家電(エアコン)を購入できるほどの還元があり、短期的にはお得でしたが、固定費としては楽天モバイル時代の方が安く、最終的に再び楽天へ戻ることに。

現在は設定もシンプルな 楽天モバイル1本 に統一し、月額は 2,000〜3,000円台で安定。そして以前より通信品質も安定しています。

結果として、夫婦で 月8,000円、年間10万円近くの節約 に成功。

「通信費って削れないもの」という思い込みを手放したことで、家計にも気持ちにも余裕が生まれました。


格安SIMを失敗せずに乗り換える3つのコツ

格安SIMは、選び方とタイミングを間違えなければ安心して固定費を下げられます。

端末のSIMロック解除やデータのバックアップといった注意点は一般的にも言われていることですが、ここでは、私が実際に乗り換えてわかった失敗しない3つのコツを紹介します。


① 今の使い方を数字で把握する

まずは、“現状の見える化”から。

月々のスマホ代を

  • データ通信量
  • 通話時間
  • オプション費用
    に分けて整理します。

「何にいくら払っているか」を把握するだけで、最適なプランが見えてきます。“なんとなく高い”から卒業し、数字で判断する家計管理を。


② 一時的なお得より、安定した安さを選ぶ

「〇万ポイント還元!」の広告は魅力的ですが、一時的な得よりも、長期的に見た固定費の安定を重視するのが正解。

私もUQモバイルの大型ポイント還元で一時的に得をしましたが、最終的には「毎月確実に安くなる方が家計に優しい」と実感しました。


③ 不通になっても困らない“準備”をしておく

乗り換え作業中は、数時間スマホが不通になる場合があります。

ただし、事前に段取りをしておけば心配いりません。

たとえば、

  • 連絡が必要な用件は事前に片付けておく
  • 子どもの体調が安定し、保育園から急な連絡が来にくい日を選ぶ
  • 家族に「一時的に電話がつながらない可能性がある」と共有しておく

この3点を意識するだけで、もし不通になっても落ち着いて対応できます。

さらに、通信エリアや基地局の位置を事前に確認しておくと安心。自分が住んでいるエリアで普通になったという事例がないか?など、できる範囲でしらべておきましょう。


まとめ

格安SIMを使わない理由の多くは、「不安」や「面倒そう」という気持ちから。

でも実際に調べてみると、手続きは思っているほど複雑ではなく、今では多くの家庭が“無理せず月数千円の節約”を実現しています。

この記事で紹介したように、

  • 通信費の見える化
  • 一時的なお得より安定重視
  • 不通状況のリサーチと対策の準備

この3つを意識すれば、乗り換えの失敗はほぼありません。

私自身も最初は半信半疑でしたが、結果的に年間10万円近くの節約に成功しました。

“安さ”だけでなく、家計と気持ちの余裕まで生まれるのが格安SIMの魅力です。

もし今、「スマホ代が高いな」と感じているならまずは一度、調べてみてください。

きっと、「もっと早くやればよかった」と思えるはずです!

(執筆:あい)