「せっかくの七五三(記念撮影)なのに、子どもが嫌がって撮れない…」
3歳はイヤイヤ期の真っ最中。知らない場所、慣れない衣装、思い通りに動けない状況が重なると、写真撮影を全力で拒否するのは“あるある”です。
実はわが家も、長女の七五三撮影でかなり苦戦しました。着物を着せて「かわいい〜!」とおだててみたものの、すぐに「こんなお洋服イヤ!」が発動。スタジオから脱走しそうになり、親はヒヤヒヤ…。
それでも、最後は満足のいく写真を撮ることに成功しました。
この記事では、そんな体験談も交えながら、3歳が写真撮影を嫌がる理由と、成功率を上げるための準備・当日の対処法をまとめます。
お子さんの今しかない可愛い姿を写真に残すために、やれることは全てやって、写真撮影に臨みましょう!
結論|3歳の写真撮影は「準備7割・当日3割」

3歳の写真撮影を成功させるコツは、シンプルに言うとこの3つです。
- ごほうびを小分けにして“撮影をゲーム化”するべし
- 当日は短期決戦+休憩でリカバリー
- ずーっと笑顔じゃなくてもOK。“一瞬”を拾うべし
長女の七五三も、正直スムーズではありませんでした。着物を着せた直後に「脱ぎたい!」となり、スタジオから脱走しそうになったほどです。そこで「1枚撮れたらお菓子」「区切りごとにジュース」と、小さなゴールを積み重ねる作戦に切り替えました。
終盤は笑顔が少なくなったものの、くすぐって笑った瞬間を撮ってもらえて、結果的にそれが最高の1枚になりました。
イヤイヤ期である3歳の撮影は、完璧を目指すほど苦しくなりがち。まずは親子ともに崩れない形で“合格点”を取りにいくのがおすすめです。
嫌がる理由4つ!3歳はイヤイヤ期真っただ中

3歳が写真撮影を嫌がるのは、「わがまま」だからではありません。
イヤイヤ期の心と体の特徴を考えると、自然な反応です。
写真撮影を嫌がる理由を知っておくと、親の焦りが減り、当日の声かけや判断もしやすくなります。
理由1:自分で決めたい
3歳頃は「自分でやりたい」「自分で決めたい」気持ちが強くなります。ところが撮影では、衣装・髪型・ポーズ・立つ位置など、大人が決めることだらけ。
そのギャップが「イヤ!」につながります。
理由2:慣れない衣装が不快
着物やドレスは、普段着と違って動きにくく、締め付けもあります。草履が歩きづらかったり、髪飾りが気になったりすることも。
わが家もまさにこれで、着物を着る前までノリノリだったのに、着せてみると「暑い!重い!もう脱ぎたい!」に一気に傾きました。
理由3:知らない場所・人が不安
スタジオはライトがまぶしい、機材が多い、スタッフさんが声をかけてくるなど、刺激が強めです。
人見知り・場所見知りの子はもちろん、普段は平気な子でも緊張して拒否が出やすくなります。
我が家の長女はこれまで大人の男性とあまり接したことがなかったせいか、カメラマンの男性が出てきたときに表情がかたまってしまいました。(その後、徐々に慣れてきましたが…)
理由4:「早くして」が伝わると、余計に固まる
親が焦るほど、「笑って」「早くして」が増えがちです。でも3歳は“急がされる”のが苦手。
追い立てられるほど意地になったり、逃げたくなったりしてしまいます。
写真撮影で大事なのは、まず「嫌がって当然」と理解しておくこと。
疲れてしまったら、休憩をはさむことを決めておき、ゆったりした気持ちで撮影に臨みましょう。
【準備編】写真撮影を嫌がる子どもへの対処法
スタジオ撮影では、事前の準備が大切!“嫌がる原因”を減らすほうが成功率が上がります。
ここでは、撮影前にできる準備を具体的にまとめます。
予約時間は「機嫌がいい時間帯」に合わせる
もっとも効くのは、子どものコンディションに合わせた時間設定です。
おすすめは、基本的に次のどちらか。
- 朝〜午前中(体力・集中力が残っている)
- 昼寝後(眠気・空腹を避けられる)
逆に、昼寝前後で眠い、夕方で疲れている時間帯は、イヤイヤが出やすくなります。予約枠はなるべく早くからチェックし、可能なら我が子が機嫌のいい時間を選びましょう。
衣装・靴・髪型は“事前慣らし”しておく
着物やドレスを嫌がる子の多くは、「不快感」「動きにくさ」で一気にスイッチが入ります。
本番で初めて着せるのではなく、可能であれば次のように“慣らし”をしておくと効果的です。
- 草履や靴を家で数分だけ履かせてみる
- 着物風の服・ワンピースなどで近い感覚を体験させる
- 髪飾りが苦手なら、家で短時間つけて反応を見る
わが家も七五三で、着付け直後はニコニコしていたものの、すぐ「脱ぎたい!」となりました。
衣装への違和感は、撮影崩壊の引き金になりやすいので、できる範囲で先に潰しておくと安心です。
事前慣らしが無理であれば、写真を見せて当日の様子を想像させるだけでもしておきましょう。
「ごほうび設計」を先に決めて、当日は迷わない
当日ぐずってから「どうしよう…」となると、親の焦りが子どもに伝わります。
おすすめは、最初から“交換条件”を作っておくことです。
- 1枚撮れたらお菓子
- 衣装チェンジしたらジュース
- 最後までできたら帰りに○○
ポイントは、ごほうびは小分けにすること。
わが家も「1枚撮ったらお菓子」「区切りごとにジュース」で機嫌をつなぎ、なんとか最後まで完走できました。
当日までに実際のごほうびを用意しておくのも忘れずに行いましょう。
使う言葉を決めておく
3歳は「急かされる」「強制される」言葉にネガティブな反応をしてしまうことが多いです。
焦って出やすい言葉は、できるだけ減らすのがおすすめです。
- NGワード:「早くして」「いいから」「なんでできないの」
- OKワード:「次はどんなポーズににする?」「そんなこともできるんだ!」
「ここまでできたら休憩しよう」
特に、選択肢を提示して“自分で決めた感”を作ると、イヤイヤが落ち着きやすくなります。
持ち物は「機嫌回復セット」を最優先に
撮影当日に役立つのは、きれいに写る小物よりも、機嫌を戻すアイテムです。
- すぐ食べられる小さなおやつ(こぼれにくいもの)
- 紙パックのジュース
- 子どもの“推し”アイテム(小さいぬいぐるみ等)
- 汗拭き・替えの肌着
我が家は、こぼれにくく汚れず、かつ食べやすいタマゴボーロを用意して、1枚とるごとに1粒与えていました。
「これさえあれば立て直せる」という材料があるだけで、親の心の余裕が変わります。
実際に我が家が持って行った「機嫌回復セット」は以下の通りです。
- タマゴボーロ
- 水筒に入れた麦茶
- 紙パックのジュース
- 音の出るおもちゃ(カメラの方を向かせるため)
- お気に入りのピカチュウのぬいぐるみ
【当日編】写真撮影を嫌がる子どもへの対処法
当日は、子どもの気分が読めないぶん「完璧にやり切る」よりも、崩れた時に立て直せる流れを作っておくことが大切です。
ここでは、イヤイヤが出た時に効きやすい対処法を、順番に紹介します。
まずは“短期決戦”で、撮るべきカットを先に押さえる
撮影が長引くほど、3歳は疲れて機嫌が崩れやすくなります。
スタジオに着いたら、最初にスタッフさんへこう伝えるのがおすすめです。
- 「今日はイヤイヤが出やすいので、撮るべきカットを先にお願いします」
- 「機嫌が落ちたら休憩を挟みたいです」
「絶対これだけは残したい」カット(例:着物で正面からの写真・家族写真)を先に撮れると、その後の気持ちがかなりラクになります。
「1枚=ごほうび」で撮影をゲーム化する
当日いちばん効きやすいのは、“やり切りのごほうび”ではなく“途中のごほうび”です。
- 1枚撮れたらお菓子
- お着替えできたらジュース
- 立てた・座れた・見れた、など小さな達成でもOK
わが家の七五三は、着物を着せて「かわいい〜!」と盛り上げたのに、すぐに「脱ぎたい!」に変わり、スタジオから脱走しそうになりました。そこで作戦を切り替え、「1枚撮ったらお菓子」「区切りごとにジュース」で機嫌をつなぎ、なんとか最後まで完走できました。
ポイントは、交渉を長引かせず、淡々と“次の小さなゴール”を提示することです。
脱走・拒否が出たら、追い詰めず「休憩→再開」に切り替える
嫌がる子を追いかけて説得すると、親の焦りが増えてさらに泥沼になりがちです。
逃げそう・泣きそうな兆しが出たら、次の流れに切り替えてみてください。
- 一度場所を離れて水分補給
- 抱っこで落ち着くまで待つ
- お気に入りの絵本で気分転換
- 「次1枚だけ撮ったら休憩ね」と区切る
「戻りなさい!」よりも、「ちょっと飲んでから次いこう」の方が、3歳は動けることが多いです。
声かけは“命令”より“選択肢”が効く
当日はつい「こっち向いて!」「笑って!」と言いたくなりますが、3歳には逆効果になりやすいです。
代わりに、選べる形にすると動きやすくなります。
- 「立って撮る?座って撮る?」
- 「ママの隣?パパの隣?」
- 「先にこれ撮る?それともこっち?」
“自分で決めた”感覚があると、イヤイヤが弱まりやすくなります。
笑顔がなくてもOK。“一瞬の笑い”を拾えば勝ち

撮影の最後の方は、どうしても疲れて表情が固くなります。わが家も終盤は疲れから笑顔がほとんどなくなり、くすぐって笑った瞬間を撮ってもらいました。
このとき大事なのは、「自然な笑顔」だけを狙わないことです。
- くすぐる/いないいないばあ/変な顔をする
- 親子で小声の内緒話(くすっと笑いやすい)
- お気に入りのギャグや歌でテンションを上げる
1枚でもいいから、表情がやわらかい瞬間が撮れたら万々歳です。
その1枚のために必死に頑張ったことも、振り返れば家族のいい思い出になります。
スタジオでは「味方を増やす」ほどラクになる
スタッフさんは、子ども対応のプロです。遠慮せず、今の状況を共有しましょう。
- 「今、脱ぎたがっていて…短めでお願いしたいです」
- 「ごほうびでつないでいるので、1枚ごとに区切ってもらえますか」
親が一人で抱えず、“現場のみんなで立て直す”感覚を持てると、結果的に撮れる枚数が増えます。
【まとめ】3歳の写真撮影は準備が肝心!「合格点」を取りにいこう
3歳が写真撮影を嫌がるのは、イヤイヤ期の発達段階として自然なことです。
大切なのは、当日に根性で乗り切るよりも、事前に“嫌がる原因”を減らし、当日は崩れても立て直せる流れを作っておくこと。
ポイントは次のとおりです。
- 予約は機嫌が良い時間帯に合わせる
- 衣装・靴・髪型は事前慣らしで負担を減らす
- 当日は「1枚撮れたらごほうび」で撮影をゲーム化する
- ぐずったら追い詰めず、休憩→再開で短期決戦
- 笑顔が難しい時は、“一瞬の笑い”を拾えばOK
わが家の七五三も、着物を着せた直後に「脱ぎたい!」となり、スタジオを脱走。てんやわんやの撮影でしたが、それでも「1枚撮ったらお菓子」「区切りごとにジュース」と小さなゴールを重ね、数枚ですが満足のいく写真を残すことができました。
もちろん、ぶすっとむくれた表情の写真もたくさんありましたが、それも今ではいい思い出です。
3歳の撮影は、満点を目指すほど苦しくなりがちです。親子ともに負担の少ない方法で、「撮れた」を増やす=合格点を取りにいく。その考え方が、いちばんの成功の近道になります。
(執筆者:AKKA)

