お米の価格が高騰している昨今ですが、美味しいごはんは食事に欠かせませんよね。土鍋で炊いたごはんに憧れる人もいらっしゃるのではないでしょうか?
我が家はキッチンが狭く、以前の炊飯器が壊れて処分してから、調理スペースが広くなったことをきっかけに、炊飯器を使用するのをやめました。
レンジでチンするレトルトごはんを利用することもありますが、炊きたての美味しいごはんを食べたくなるときもありますよね。
今回は、美味しいごはんを炊ける土鍋について調べてみたいと思います。
土鍋ごはんの魅力はどんなところ?
土鍋ごはんの魅力は、ごはんの甘みを引き出し、ごはんそのものの旨味を最大限に味わえることです。

その秘密は、熱伝導率の低さ。土鍋の熱伝導率は、金属製(アルミやステンレスなど)の調理道具と比べ、100分の1〜300分の1ほど低いという特徴があります。
ごはんの甘みを引き出すアミラーゼという酵素は熱に弱いため、急激な温度上昇のない土鍋はピッタリの調理道具ですよね。他にも、保温性に優れていたり、水分調節がしやすいなど、嬉しいメリットがあります。
オススメの土鍋3選!
実際に土鍋でごはんを炊くのは難しそう…という印象を持つ方もいらっしゃるかもしれません。

そんな方にもおすすめの土鍋を3つご紹介したいと思います。
AKOMEYA TOKYO/ おひつ炊飯鍋
1つめは、「AKOMEYA TOKYO/ おひつ炊飯鍋」です。
テレビなどでも紹介されている人気商品です。土鍋の産地として有名な三重県四日市の蔵元で作られた、丸いフォルムがかわいらしい炊飯用の土鍋です。
「炊飯用」との明記はありますが、シチューやカレー、ポトフなどの煮込み料理、煮豆もふっくらと炊き上がるなど、色んなお料理に使えそうですよね。おひつとして保温しておいたり、電子レンジも使用OKという万能ぶりもうれしいポイントです。
長谷園/かまどさん
2つめは、「長谷園のかまどさん」。
料理家の和田明日香さんがテレビなどで紹介しているのを見たことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか?

陶磁器の表面にガラス質の膜を形成させるための釉薬を使用しているため、遠赤外線効果が高く、お米の芯まで熱がいきわたり、ふっくらとしたごはんになるのが特徴です。二重フタ構造で、細かな火加減を調節をしなくても美味しいごはんが炊けます。
フタに切り込みがあり、しゃもじを置いておけるのも嬉しい気配りですよね。
かもしか道具店/ごはんの土鍋
3つ目は、コロンとした形がかわいらしい、かもしか道具店のごはんの土鍋です。
三重県が産地である、葉長石(ペタライト)を使用した耐熱性に優れた萬古焼。三重県三重郡菰野町を拠点としている、かもしか道具店ならではの商品ですよね。
土鍋でごはんを炊くときに気になるのが吹きこぼれ。こちらの土鍋は、吹きこぼれ防止のための蒸気を逃がす穴が4つ開いているのがポイントです。
まとめ
元気の源ともなる毎日の食事。美味しいごはんで活力をつけたいですよね。
難しいコツが必要な印象のある土鍋ごはんですが、最近では商品も豊富になり、手軽に生活に取り入れられるようになりました。ふっくらとした甘みのある土鍋のごはんで毎日の食卓に彩りを添えてみてはいかがでしょうか?
(執筆者︰白井鳥代)