【ラン活とは?】小学校入学、後悔しないランドセル選び&人気ブランド10選【男の子・女の子別】

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(写真:Canvaにて作成)

「ラン活」という言葉、最近よく耳にしませんか?
これは、子どもの小学校入学に向けてランドセルを選び、購入する活動のこと。年々その時期は早まり、人気ブランドはあっという間に完売してしまうこともあるため、情報収集と準備が欠かせません。

悩むパパ
悩むパパ

うちの子は今年年中だけど、もうラン活を始めるべき?

悩むママ
悩むママ

たくさんありすぎて、何を基準に選べばよいかわからないよ…

こんな悩みをお持ちのパパやママも多いはず。

この記事では、ラン活の基本情報とランドセル選びで後悔しないためのポイントをわかりやすく解説。また、男の子・女の子に人気のランドセルブランドをそれぞれ厳選して10選ご紹介します。

お子さんにぴったりのランドセルが見つかるよう、ぜひ参考にしてください。

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ラン活とは?

「ラン活(らんかつ)」とは、ランドセルを選んで購入するために情報を集めたり、展示会に足を運んだりする活動のことです。
この言葉は「就活(就職活動)」や「婚活(結婚活動)」になぞらえて使われるようになり、ここ数年で急速に広まりました。

かつてはランドセルといえば入学直前に買うのが一般的でしたが、最近では年長さんの春〜夏ごろにはもう購入を決めている家庭が多数特に人気ブランドのランドセルは、夏前に予約完売してしまうことも珍しくありません。

早ければ年中から…なぜそんなに早く?

理由はさまざまありますが、以下のような背景が挙げられます。

  • 希望のカラーやデザインを確実に手に入れたい
  • おじいちゃん・おばあちゃんと一緒に選ぶ家庭が増えた
  • 少子化によって「6年間使うものだから、こだわりたい」という思いが強まった
  • SNSや口コミで「ラン活成功体験」が共有され、関心が高まった

こうした背景から、ランドセル選びは“早い者勝ち”のような雰囲気になり、年中のうちから気になるブランドのカタログを取り寄せるなど、情報収集を始める家庭もあるほどです。

ランドセル選びで後悔しないためのポイント

ランドセルは、小学校6年間毎日使う大切な相棒。見た目のかわいさやカッコよさだけで選んでしまうと、後から「もっと軽いものにすればよかった…」「収納力が足りない…」と後悔することもあります。
ここでは、ランドセルを選ぶうえでチェックしておきたいポイントを6つご紹介します。

1. 子どもの体に合ったサイズ・重さを選ぶ

小柄な子どもにとって、ランドセルの重さは負担になることも。
実際のランドセルは1,000g〜1,500g程度ありますが、教科書や荷物を入れるとさらに2~3㎏ほど重くなります。

最近の小学生は、学習する教科が増えたり、タブレットを家に持ち帰ったりするため、とても荷物が多いです。実際に試着をして、体に合っているか確認するのがおすすめです。

2. 素材の違いを理解する

ランドセルの素材は大きく分けて以下の3種類があります。

  • クラリーノ(人工皮革):軽くて水に強く、お手入れもラク。価格も比較的リーズナブル
  • 牛革:丈夫で風合いがよく、高級感がある。少し重ため
  • コードバン(馬のお尻の革):とても希少で高級。重厚感と耐久性に優れるが高価格帯

それぞれの素材にメリット・デメリットがあるため、子どもの体格や使い方に合わせて選ぶことが大切です。

3. 機能性にも注目を

ランドセルには、近年さまざまな機能が搭載されています。たとえば、

  • A4フラットファイル対応かどうか
  • 自動ロック機能付きで開け閉めが簡単
  • 反射材付きで登下校の安全性UP
  • 肩ベルトのフィット感(立ち上がり構造など)

使いやすさや安全面も含めて、子どもがストレスなく使える機能を重視しましょう。

4. デザインやカラーは“6年間使えるか”を基準に

子どもの「好き!」の気持ちも大切ですが、6年間ずっと使うことを考えると、飽きにくいデザインかどうかもポイントになります。
最近は男女問わずカラーバリエーションが豊富ですが、親子でしっかり話し合って決めるのが安心です。

5. 保証やアフターサービスを確認する

ランドセルは長く使うものだからこそ、壊れたときの修理対応や保証期間も重要です。
多くのメーカーは6年間保証をつけていますが、修理中の代替品貸出の有無や送料の対応などもチェックしておくと安心です。

6. 予算の目安を決めておこう

ランドセルの価格は3万円台〜10万円超えまで幅広いのが実情。
平均的には5万〜7万円台が多いといわれています。
デザイン・機能・素材・ブランドをトータルで見ながら、無理のない範囲で納得のいく一品を選びましょう。

ラン活のスケジュールと購入タイミング

ランドセル選び(ラン活)は、年々早まる傾向があります。最近では年中の冬〜年長の春にかけて情報収集を始め、年長の夏頃までに購入を済ませる家庭が多いです。

特に人気ブランドや数量限定モデルは春〜初夏(4〜6月)に完売することも珍しくないため、早めの行動が後悔しないポイントです。

ラン活のざっくりスケジュール

時期やること
年中冬〜年長春(12〜3月)情報収集スタート/展示会やカタログ請求/SNS・口コミをチェック
年長春〜初夏(4〜6月)実物チェック・試着/購入候補をしぼる
年長夏(7〜8月)購入ピーク/人気ブランドは売り切れ始める
年長秋〜冬(9〜12月)比較的ゆとりあり/定番モデル中心に選びやすい時期
年長の3学期(1〜3月)遅くともこの時期には購入を完了しておきたい
購入したランドセルで入学記念の写真を撮る家庭も

購入タイミングのポイント

  • 絶対に欲しいブランド・モデルがある場合は4〜6月が勝負!
  • 特にこだわりがない場合やコスパ重視なら、秋以降の型落ちセールも狙い目。
  • 店舗での購入はもちろん、ネット購入も主流なので、口コミ・レビューも要チェック。

男の子に人気のランドセルブランド10選

ランドセルはデザインもカラーも年々進化。男の子には「かっこよさ」「背負いやすさ」「丈夫さ」を重視する声が多く聞かれます。ここでは、2025年度モデルも視野に入れて、男の子に人気のランドセルブランド10選をご紹介します。

1. セイバン(天使のはね)

セイバン(天使のはね)は、やわらかくて軽く背負えるのが特徴です。子供のからだへの負担が少なく、6年間丈夫で安心して使えるように設計されています。さまざまな耐久性テストや品質チェックもクリアしています。


2. フィットちゃん

肩ベルトが立ち上がる「フィットちゃん」は、体への負担が少ないと評判。男の子にはブラックやネイビーにメタリックな差し色が入ったモデルが人気。機能性と価格のバランスが良いブランドです。


3. 鞄工房山本

奈良県の工房系ブランドで、上質な牛革ランドセルが魅力。落ち着いたデザインで飽きがこないのがポイントです。地球NASAランドセルとのコラボランドセルも注目を集めています。手作業の美しい仕上げは、長く大切に使いたくなる一品です。


4. 土屋鞄製造所

シンプルかつ上品なランドセルを求める方に人気。高級感のあるデザインと手仕事による丁寧な仕上げが魅力で、パパ・ママからの支持も厚いブランドです。兄弟でリピートする家庭も多いのだとか。

https://tsuchiya-randoseru.jp/collections/

5. 池田屋

防水・耐傷性に優れた「ベルバイオ」素材を使用したランドセルが好評。シンプルで軽く、活発な男の子にも安心。万一の破損も6年間無料修理対応で、サポートも万全です。


6. 羽倉(はくら)

「はねかる」シリーズが人気の新興工房ブランド。鮮やかすぎない洗練されたカラーが魅力で、都会的な印象。人とちょっと違うランドセルを探している方におすすめです。

https://www.hakura-randsel.jp/product/hk/

7. 萬勇鞄(まんゆうかばん)

名古屋発の工房系。本革ランドセルに定評があり、刺繍やエンブレムなど“男の子心をくすぐる”デザインも多くラインナップ。カラー展開も豊富で、個性派に人気。
→楽天市場で萬勇鞄のランドセルをチェック

https://www.manyu-randoselu.jp/

8. キッズアミ(ナース鞄工)

医療用バッグメーカーが手がけるランドセル。背負いやすさや安全性に力を入れており、A4フラットファイル対応や反射材付きなど、機能性を重視する家庭に支持されています。


9. モギカバン(MOGI)

老舗の工房系で、ナチュラルな雰囲気と丈夫さを兼ね備えたランドセルを展開。シックな黒やネイビーなど、落ち着いたカラーが男の子に人気です。
→楽天市場でモギカバンのランドセルをチェック

https://randoseru.mogi.me/c-fpage?fp=lineup

10. イオン「かるすぽ」シリーズ

量販店ならではのコスパの良さと豊富な選択肢が魅力。特に「みらいポケット」シリーズは収納力抜群で、荷物の多い男の子にも安心。全国展開なので、実物を見て選べるのもポイントです。


女の子に人気のランドセルブランド10選

女の子のランドセル選びは「かわいらしさ」と「機能性」の両立がポイント。刺繍やカラー展開の豊富さも重視されます。ここでは、女の子に特に支持されている人気ブランドを紹介します。

1. ふわりぃ

ふわりぃは軽量かつ使いやすさにこだわったランドセルブランドです。パールカラーや淡いピンクなど、女の子らしい柔らかな色合いが豊富に揃っています。刺繍やリボンのアクセントが華やかで、6年間飽きずに使えるデザインが魅力です。


2. セイバン(天使のはね)

セイバンの「天使のはね」は背負いやすさを追求した設計が人気です。女の子向けにはパールピンクやラベンダーなど華やかなカラーが豊富で、細部まで洗練された刺繍やデザインが特徴。丈夫で機能的なので、安心して6年間使い続けられます。


3. グリローズ

グリローズは刺繍の繊細さと上品なデザインが魅力のブランドです。花柄やレース調のモチーフが女の子に大人気で、まるでアクセサリーのように華やかな仕上がり。軽量設計で使いやすさも考慮されているため、毎日の通学も快適です。

https://grirose.jp/collections/all-line-up

4. フィットちゃん

肩ベルトが体にフィットする設計で、肩や背中への負担を軽減するランドセルブランドです。女の子向けには、ピンクや赤のパールカラーが多く揃い、かわいらしさと機能性を両立。耐久性も高く、長く使えることが評価されています。


5. 池田屋

池田屋はシンプルながらもかわいらしいデザインが特徴で、6年間飽きずに使えると評判です。独自素材「ベルバイオ」を使い、防水性や耐久性に優れているため、アクティブな子どもにも安心。将来的にはがすこともできる「刺繍シール」が好評。カラーバリエーションも豊富で、女の子向けの優しい色合いが人気です。


6. ニトリ

ニトリのランドセルはリーズナブルながらかわいいデザインが多く、コストパフォーマンスが魅力。実店舗で手に取って確認できる手軽さもあり、初めてのランドセル購入にもおすすめです。ピンクやラベンダーなど女の子に人気のカラー展開も豊富です。


7. 鞄工房山本

鞄工房山本は職人の手仕事による上質なランドセルを提供するブランドです。落ち着いたカラーと繊細な刺繍が大人っぽく、シンプルながらも高級感があります。牛革を使用した丈夫な作りで、6年間安心して使い続けられます。

https://www.kabankobo.com/c/randsel-2026

8. 土屋鞄製造所

土屋鞄は職人の丁寧な手仕事が光る高級ランドセルブランド。シンプルで上品なデザインが多く、機能性にも優れているため長く愛用できます。色味も控えめで落ち着いたものが多く、大人っぽいランドセルを求める方におすすめです。

https://tsuchiya-randoseru.jp/collections/

9. 羽倉(はくら)

羽倉はナチュラルで洗練されたデザインが魅力の工房系ブランドです。軽量で背負いやすく、自然な風合いのカラー展開が都会的な印象を与えます。個性的ながらも飽きのこないシンプルさで、幅広い世代に支持されています。

https://www.hakura-randsel.jp/product/hk/

10. 萬勇鞄(まんゆうかばん)

萬勇鞄は名古屋の老舗工房ブランドで、本革を使った上質なランドセルが特徴です。華やかな刺繍や装飾が多く、かわいらしさを求める女の子に人気。カラーバリエーションも豊富で、自分好みの一台が見つかります。

https://www.manyu-randoselu.jp/

まとめ|後悔しないラン活のために、早めの行動を

ラン活は、ただのランドセル選びではなく、6年間の通学を支える大切な準備のひとつです。年々購入時期が早まり、人気ブランドや限定モデルはすぐに完売してしまうこともあるため、早めの情報収集と行動が後悔しないカギになります。

男の子も女の子も、デザイン・機能・軽さなど選ぶポイントはさまざま。ぜひ、今回ご紹介したブランドも参考に、お子さまが心から気に入るランドセルを見つけてくださいね!

(執筆者:AKKA)