「エアコンをつけても、なんだか部屋が暑い…」
「子どもが寝苦しそう…」「冷房代がどんどん上がっていく…」
年々厳しくなる日本の夏の悩み、実は“窓”が原因かもしれません。
家の中の熱の約7割は窓から入ってくると言われ、断熱性の低い窓は冷房効率を大きく下げてしまいます。
そこで今注目されているのが、高断熱な窓に交換・設置する「窓リフォーム」。
しかも今年は、国の補助制度「先進的窓リノベ2025事業」を使えば、最大200万円の補助が受けられるチャンスも!
- 夏の暑さをやわらげたい
- 子どもが快適に過ごせる部屋にしたい
- 冷房代を少しでも節約したい
- お得に賢くリフォームしたい
そんなご家庭にぴったりの情報を、本記事でわかりやすくご紹介します。
そもそも「窓リフォーム」でどうして涼しくなるの?
家の中の暑さの多くは、窓からの熱の侵入によって生まれています。そこで注目されているのが、「断熱性の高い窓」へのリフォームです。
ポイントは「断熱層」と「遮熱効果」
窓を二重窓にしたり、断熱性能の高い窓(たとえばLow-E複層ガラス)に交換すると、窓と窓の間に空気の層ができます。
この空気の層が“断熱層”となり、外からの熱気が室内に入りにくくなるのです。
さらに、Low-E複層ガラスには特殊な金属膜が施されていて、太陽の熱を反射し、室内への熱の侵入を大幅にカットしてくれます。これが「遮熱効果」です。
エアコンの効きもアップ!気密性の向上もカギ
断熱性の高い窓に替えることで、窓まわりのすき間風も減り、気密性も向上。
せっかく冷やした空気が外に逃げにくくなるため、エアコンの効きが良くなり、設定温度を下げすぎなくても快適に過ごせます。
古い窓ほど効果を実感しやすい!
特に、昔ながらのアルミサッシ+単板ガラスの窓は、熱を通しやすく、冷気も逃げやすいため、断熱リフォームによる効果が大きいといわれています。
断熱・遮熱の両方に優れた二重窓やトリプルガラスにすることで、冷房の効率がぐっと上がり、夏でも快適な空間が実現できます。

うちは昔ながらのアルミサッシ…。そろそろリフォームしてもイイかも!
「先進的窓リノベ2025事業」とは?

でも、窓を替えるなんて、結構お金がかかるよなぁ…
そう思われた方もいるかもしれません。
実は今、断熱性能の高い窓やドアへのリフォームに対して、国が補助してくれる制度があるんです。
それが、【先進的窓リノベ2025事業】です。

どんな制度なの?
この制度は、既存の住宅において、古い窓や玄関ドアを「断熱性能の高いもの」にリフォームする際に、工事費用の約半分を国が補助してくれるというものです。
目的は、住宅の省エネ化を進めて、冷暖房の効率を上げ、CO2の排出も減らしていくことにあります。
対象になるリフォーム内容
補助の対象となるのは、以下のような工事です。
- 内窓の設置(今ある窓の内側にもう1枚窓を追加)
- 外窓の交換(窓ごと断熱性の高いものに入れ替え)
- ガラスのみの交換
- 断熱性の高い玄関ドアへの交換
戸建てでもマンションでも、すでに住んでいる住宅(=既存住宅)であれば対象になります。
補助金はいくらもらえるの?
1戸あたり最大200万円まで補助される可能性があります。
工事の内容や窓・ドアのサイズによって、補助額は異なりますが、
たとえば……
- 内窓の設置:1か所あたり 約1.2万~10.6万円
- 外窓や玄関ドアの交換:1か所あたり 約5万~26万円
結果として、工事費用の半額近くがカバーされるケースもあります。
どうすれば申し込めるの?詳しい補助金額と申請の流れをやさしく解説

興味はあるけど、申請って難しそう…
そんな心配はご無用です!
先進的窓リノベ2025事業は、専門業者が申請を代行してくれる制度なので、はじめてでも安心して取り組めます。
補助金額の具体的な目安は?
補助金は1戸あたり最大200万円まで。
補助額は、リフォーム内容や窓・ドアのサイズによって異なります。
以下は一例です。
リフォーム内容 | サイズ | 補助額(目安) |
---|---|---|
内窓の設置 | 小(~1.6㎡) | 約1.2万~4.6万円/箇所 |
中(~2.8㎡) | 約1.8万~7.2万円/箇所 | |
大(2.8㎡~) | 約2.6万~10.6万円/箇所 | |
ガラス交換 | 小(~0.8㎡) | 約0.5万~1.1万円/枚 |
中(~1.4㎡) | 約1.9万~3.4万円/枚 | |
大(1.4㎡~) | 約3万~5.5万円/枚 | |
外窓・ドア交換 | 小 | 約5.8万~11.2万円/箇所 |
中 | 約8.7万~18.1万円/箇所 | |
大 | 約11.7万~26.6万円/箇所 |
※施工方法(例:カバー工法・はつり工法)によって若干の差があります。
申請の流れ
申請はすべて、「窓リノベ事業者(=登録済みの施工会社)」が代行してくれるので、以下のような流れで進みます。
- 業者を探す・相談する
まずは、補助金に対応している「窓リノベ事業者」に相談しましょう。
(例:「窓ドア倶楽部」などの専用サイトや地域の工務店) - 見積もりをとって計画を立てる
リフォームしたい箇所や窓の種類を決めて、見積もりを出してもらいます。
この段階で補助金の対象額もおおよそ分かります。 - 業者が代理で補助金申請
必要書類を業者が作成・提出してくれるので、面倒な手続きもおまかせOK! - 工事スタート(期限:2025年12月31日まで)
補助金の承認が下りたら、工事を実施します。 - 工事完了後に補助金受け取り(業者経由)
完了報告後、補助金が業者に支払われ、その分が値引き・還元されます。
まとめ|子育て家庭こそ「涼しい×節約」な窓リフォームを
夏の強い日差しや蒸し暑さ、そして高くなる冷房代…。
そんなお悩みを解決するカギは、実は「窓」にあります。
断熱性・遮熱性の高い窓やドアへのリフォームを行うことで、室内の温度上昇を防ぎ、冷房効率を大幅にアップさせることができます。
先進的窓リノベ2025事業を活用すれば、工事費用が約半額補助され、最大200万円の支援が受けられるチャンスも。
家計の負担を抑えつつ、快適な住環境を手に入れられるのは、子育て世帯にとって大きなメリットです。
こんな方におすすめ!
- 赤ちゃんや小さな子がいて、室温を快適に保ちたい
- 冷房代・暖房代が高くて困っている
- 古い窓や玄関ドアの結露・暑さ・寒さが気になる
- お得にリフォームして、将来の光熱費も節約したい
まずは気軽に見積もりから
「うちの窓でも補助対象になる?」
「どのくらいおトクになるの?」
そんな疑問は、窓リノベ事業者に見積もりをお願いするだけで解決できます。
相談・見積もりは無料の業者も多いので、早めに動くのがおすすめです。

補助金は予算がなくなり次第終了。
今年の暑い夏を乗り切るためにも、そして家族が1年中快適に過ごせる家を作るためにも、今こそ窓リフォームを検討してみませんか?
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(執筆者:AKKA)