運動会の下の子対策|暇つぶしできる遊び&ママが助かった持ち物リスト

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写真:illustAC

「上の子の晴れ舞台をしっかり応援したいのに、下の子が退屈してグズり出す…」
「スマホやお菓子でなんとかご機嫌をとるけど、これでいいのかな?」

小学校低学年の子どもの運動会に、未就学児のきょうだいを連れていくママ・パパなら、きっと一度は感じたことがある悩みではないでしょうか。

わが家でも、応援より「下の子対策」に頭を悩ませてきました。

そこでこの記事では、

  • 運動会で下の子が退屈する“よくある悩み”
  • 完璧を目指さずラクに過ごすための発想の転換
  • 実際に役立った持ち物リスト&体験談

をまとめてご紹介します。

「もう下の子対応でバタバタしたくない」「家族みんなで運動会を楽しみたい」と感じている方のヒントになるはずです。


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運動会で下の子がグズるのは「普通」

運動会に行くと、どうしても下の子の退屈問題がついてきます。

  • 開会式が始まって10分もしないうちに「もう帰りたい」と言い出す
  • 大きな音にびっくりして泣いてしまう
  • 暑さや待ち時間でグズグズが止まらない
  • シートに座るのを嫌がって、結局ずっと抱っこ

こんなとき、ママやパパは「上の子の応援に集中できない」「周りに迷惑をかけてしまう」と不安や罪悪感を抱きがち。

さらに「下の子をスマホであやしていたら、ママ友にどう思われてるかなと妙に気になった」と、周りの目が変にプレッシャーになるという場合も。

「ちゃんと応援してるのかな?」と周囲から見られていそうで、スマホを渡すのにもためらってしまうんですよね。

でも、こうした悩みやハプニングは、実はどの家庭でも“あるある”なんです。

「下の子がグズるのは普通のこと。失敗でも恥ずかしいことでもない」——まずはそう受け止めるだけで、気持ちがぐっとラクになりますよ。


下の子対策の新発想|完璧を手放す工夫

では、どうすればママ・パパも気楽に運動会を楽しめるのでしょうか。ポイントは「完璧を目指さない」ことです。

動画やお菓子は“切り札”として活用

長丁場の運動会、下の子の集中力が最後まで持つことはほとんどありません。

だからこそ「ここぞというときの助っ人」を用意しておくと安心です。

  • お気に入りのアニメやアプリを見せる(最近は知育系アプリを“学び時間”として活用するママも増えています)
  • 静かに食べられるおやつを持たせる(100均で買える小分けお菓子ケースが便利!ゴミも散らからず衛生的)

わが家では「普段よりちょっと特別なもの」として扱うことで、子どもの気分も変わり、ぐずりが一気に落ち着きました。

「動画やお菓子=手抜き」と思う必要はありません。むしろ親も子も笑顔で過ごすための“切り札”なんです。


役割分担&サポートを頼る

一日中ずっと下の子を見ながら、同時に上の子の応援もこなすのは正直かなり大変です。「私ひとりで全部やらなきゃ」と思い込むと、疲れもストレスもどんどん溜まってしまいます。

だからこそ、役割分担とサポートは必須。

  • 夫婦で「応援担当」と「下の子担当」を交代する
  • 祖父母に来てもらい、少しだけでも下の子を見てもらう
  • 短時間だけシッターをお願いする(最近は「運動会サポート」対応のベビーシッターサービスも登場しています!)

ほんの少しでも誰かに頼れると、ママ・パパの心の余裕が全然違います。

「みんなで支え合って乗り切る」くらいの気持ちで大丈夫です。


現場で柔軟に動く

運動会は思い通りにいかないもの。

「せっかく場所を取ったから」「全部応援しなきゃ」と無理に席にとどまろうとすると、下の子もママ・パパもどんどん疲れてしまいます。

だからこそ、その場の状況に合わせて柔軟に動くことが大切です。

  • メイン競技のときだけ応援席でしっかり見る
  • 競技の合間は会場をぐるっと散歩する
  • 木陰や休憩スペースでおやつタイムをとる

最近は学校側も「親の出入り自由」を認めているところが多く、“がっつり観戦する親”と“ゆるっと過ごす親”に分かれる傾向もあるようです。

「全部ちゃんと見なきゃ」ではなく「ここだけは応援する」「ここは休む」とメリハリをつけるのが新定番になりつつあります。


最近のグッズ・トレンドで“新発想”をプラス

さらに最近は、便利で快適なアイテムが続々登場しています。

「どうせなら快適に、下の子も楽しみながら過ごしたい」というママ・パパの声から生まれたトレンドをチェックしておきましょう。

  • 進化系冷却アイテム
    • 子ども用自動冷却ベスト(PCM素材やファン付きタイプ):遊びながら熱中症対策もできる注目アイテム。
    • 冷感持続型タオル(UVカット機能付き):水に濡らすだけでひんやり。首にかけておけば快適さが長続きします。
  • “見守り快適”親子シェアアイテム
    • スマホショルダー&多機能ポーチ:両手が自由になるので、撮影も子守もスムーズ。
    • 折りたたみチェア:下の子がお絵かきやおやつを楽しむ「自分の席」にもなります。
    • モバイルバッテリー:動画やアプリを安心して活用できる、今や必須アイテム。
  • 静音&小さな楽しみ工夫
    • ハンディファン(静音タイプ):おもちゃ感覚で子どもが夢中に。
    • 新作シールブック・マグネットブロック:静かに遊べて散らからない知育グッズが人気。
  • 家族全員の快適優先型アイテム
    • ポータブルテントやサンシェード:休憩やおやつタイムの新定番(校庭NGなら折りたたみ日傘で代用可)。
    • 虫除けウェアラブル(ブレスレット・シール):虫の多い時期もサッと使えて便利。

2025年は「冷却ベスト」「UVカット冷感タオル」「静音ファン」が“真夏日対応グッズ”として注目。

下の子のグズりを減らし、遊びながら熱中症対策もできるのが新しい発想です。


ママが助かった持ち物&リアル体験談

ここからは、筆者の実体験や、多くのママ・パパが「持って行ってよかった!」と感じた持ち物リストと、当日のちょっと笑えるリアルなエピソードをご紹介します。

「何を準備すれば安心できる?」「実際の現場はどうだった?」と気になる方は、ぜひ参考にしてみてください。

持ち物リスト

実際に「これがあって助かった!」という声が多かったのは次のアイテムです。

  • シールブックやぬりえ、お絵かきボード:音が出ず、周囲に迷惑をかけないので安心。シールは繰り返し遊べるタイプだと長持ちします。
  • タブレットや小さなおもちゃ:「ここぞ」の場面で投入する切り札。お気に入りの動画や簡単なゲームがあるだけで、ぐずりがピタッと止まることも。
  • 一口で食べられるお菓子&飲み物:暑さや疲れで不機嫌になりやすい下の子には、ちょこちょこ食べられるおやつが大助かり。こぼれにくいお菓子やストロー付き水筒が便利です。
  • ネッククーラー、保冷剤、ハンディファン:特に真夏の運動会では必須。子どもだけでなく、親の体力温存にも役立ちます。
  • ウェットティッシュと着替え一式:汗をかいたり、食べこぼしをしたり、何かと汚れるのが下の子。すぐに拭けて、さっと着替えられる準備があると安心です。
  • モバイル充電器:写真や動画を撮っているうちにスマホのバッテリーが切れるのは“運動会あるある”。暇つぶしに動画を見せる場合も、フル充電は必須です。

ちなみに私自身も、どうしても泣き止まない時の“最後の切り札”を持っていきました。

それが YouTubeで「しましまぐるぐる」の動画を見せる という方法。

音は出さずに映像だけでも、下の子は夢中になって見てくれて、ぐずりが一瞬でおさまりました。

「助かった〜!」と心から思った瞬間でした。

リアルな体験談

ここでは、実際に運動会に参加したママやパパたちの体験談をご紹介します。

「そんなことあるある!」と笑える話から、「準備しておいてよかった!」という気づきまで、どれもリアルで参考になるエピソードばかりです。

  • 図鑑が人気を呼んでしまった話
    下の子の暇つぶし用にポケモン図鑑を持たせたら、同級生が群がってきて「図鑑鑑賞会」に。上の子の写真を撮るつもりが、カメラロールは下の子を囲む子どもたちでいっぱいになりました(笑)。
  • “運動会の主な仕事は子守りと社交”
    応援したい気持ちはあるのに、実際は下の子の相手とママ友との会話でほとんどの時間が過ぎてしまった…というのもリアルな声。
  • 荷物は多めが安心
    「持ちすぎかな?」と思っても、保冷剤やウェットティッシュは必ず役に立ちます。暑さ対策と清潔グッズは多めが正解です。
  • ちょっとした失敗談
    合間に音楽を聴こうとしたらイヤホンの接触不良で大音量が流れ、周囲の保護者が一斉に振り返る事態に…。冷や汗をかいたのも今では思い出です。

こうした体験は、そのときは大変でも後から振り返れば笑い話になることも多いものです。

先輩ママ・パパのエピソードは、同じ状況に直面する今の私たちにとって役立つ“生の情報”。「なるほど、そういうやり方もあるんだ」と思えるヒントがきっと見つかりますよ!


まとめ|“完璧じゃなくても大丈夫”が運動会成功のカギ

下の子が飽きてグズるのは、どの家庭でもよくあること。だからこそ、完璧を目指さずラクに過ごす工夫が大切です。

  • 動画やお菓子でOK、子どものご機嫌最優先
  • 夫婦や祖父母で役割分担、ひとりで抱え込まない
  • 荷物は多めで安心、暑さ&疲れ対策を万全に

そして何より、ママ・パパ自身が「楽しむ余裕」を持つこと。

多少ハプニングがあっても「これも家族の思い出」と笑えれば、運動会はもっと特別な一日になりますよ。

(執筆者:あい)