【4児ママ現役看護師が育休から復職】手のかかる子供たち、家事のやりくり、夫との役割分担を本音で語る

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(画像:Canvaにて作成)

 未就学児4人(6歳、4歳、3歳、1歳)を育てる現役看護師のアラフォーママです。

 現在、私は第4子の育休から復職したところです。第3子の産休までは、夜勤ありの変則勤務、第3子の育休明けから第4子の産休に入るまでは、日勤のみのフルタイム勤務をしていました。現在は、平日9時~16時勤務の非常勤勤務として勤務形態を変更させてもらい、働かせてもらっています。今後、家事・育児・家計の様子を見ながら、職場と相談し、勤務形態を変えていきたいと考えています。

 と、そうは言っても、まだまだ子どもたちはみんな手がかかりますし、働きながら家のこともするとなると、本当に時間が足りないと思う今日この頃です。以前は義両親の同居させてもらった時期もあり、助けてもらっていましたが、今は6人家族世帯です。今回の記事では、私がどのように子育てと仕事、家事をやりくりしているのかをお伝えします。

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子供たちが寝ている時間、不在の時間が勝負の時!

 多くのパパ、ママさんが感じていることと思いますが、子どもといると家のことが進まない!!「ママ~、見て~」「ママ~、これやって」「ママ~、○○ちゃんがおもちゃ取った~(ギャン泣き)」などなど。とにかくママコールが止まりません。毎回、家事を中断しなければならず、子どもにイライラしてしまう自分がすごく嫌でした。なので、私は毎朝3~4時の間に起床します。朝に一日の家事をできる限り済ませてしまいたいので、この時間に夫婦のお弁当と夕食を作り、朝食や子どもの登園の準備をしてしまいます。また、それをしながらPodcastなどでニュースを聞いたり、自己学習をしたりします。この朝の時間が私は大好きです。

 夫が5~6時の間に起き、子どもたちは6時くらいから起きてきます。そこからはもう戦争です。夫が保育園への送迎をしてくれるので、家を出る時間までに、こどもたちに朝ごはんを食べさせ、着替え、歯磨き、トイレを済ませて、送り出します。これがなかなか一筋縄ではいきません。寝起きが悪く泣いていたり、朝ごはんをなかなか食べてくれなかったり、遊びたい、まだ寝たいなど、子どもたちはその日の気分によって、登園までスムーズにいく時といかない時があります。まさに時間、忍耐との戦いです。どのような声かけ、関わりをしたら、こどもの機嫌が良くなるのか、気持ち良く登園してくれるのか、日々試行錯誤です。

 7時半までに送り出したら、速攻、朝食の片づけや家の中を軽く掃除して、自分も出勤します。ここまでで全エネルギーを使い果たしたんじゃないかというくらい、正直疲れています。が、ここからが本業開始です。

夕方は子どもの帰宅までに、家事全集中!!

 夕方は私が帰宅し、その後に夫が子どもたちをお迎えに行って帰ってきます。その間の時間というのはあっという間なので、家事に全集中します。洗濯物を畳む、お風呂を沸かす、朝洗った食器を片付けて夕食の準備をするなど、タスクをこなしていきます。子どもの帰宅後は、夫と協力して、午後9時までの就寝を目指して、子どものお風呂やごはん、後片付け等をしています。寝かしつけは私がするので、その間に夫は洗濯や風呂掃除をしてくれます。私はほぼ毎日、寝かしつけ中に寝落ちしてしまいます。

悩んだ先に辿り着いた日々のタスクに対する時短・固定化、夫婦で分散

 なんとも毎日が目まぐるしくて、「時間が足りない」、「仕事の時間をもっと制限した方がいいのか」など、収入と時間を天秤にかけて、悩んだり、落ち込んだりしたことが何度もあります。子どもの癇癪に疲弊していたこともあります。けれど、私は、育児も仕事も家事も投げ出したくなかったので、夫と相談し、優先順位を決めて今の状況を改善していく策を考えました。

 その策というのは、例えば、必要なものの買い物は宅配サービスやネット購入、店舗購入なら月二回などにまとめてしまう、夕食の献立も一週間分決めておいたり、曜日で固定化して食材は毎回買うものを決めてしまっておく、買ったら切っておいておく、下味冷凍をしておく、便利機能に頼ること(大型の食洗機や風呂掃除浴槽を利用、ロボット掃除機もいずれ欲しい)などです。また、休日は夫婦一方が家事をしている間にもう一方が子どもと遊んだり出かけたりする、もちろん、家族六人で出かけることもあります。

 ありきたりな方法かもしれませんが、とにかく、日々の中でいかに時間を捻出するかを意識し、今も良い方法がないか模索中です。

【まとめ】子育てを通して得た自分の成長と夫婦の絆

 以上が、4児のワーママである私が実践している育児・仕事・家事のやりくりであり、我が家の日常です。昔はいろんなことにコツコツ真面目やっていましたし、それが良いと考えていましたが、今はいかに効率よく、楽をしながらもそこそこの満足度でできるようにと、いい意味で考え方が緩く軽くなった気がしています。あまりせかせかイライラして、こどもに悪い影響を与えたくないので、多少できていないことも目をつぶったり、笑いに変えられるようになりました。完璧を目指さないことで、ストレスがずいぶん軽減できているような気がします。この考え方は仕事にも応用できるようになり、不器用だった自分をグンと成長させてくれました。

 子育ては思うように行かないことが本当に多く、時間もお金も自分にかけることができません。自分が親になってみて、その大変さが分かりました。しかし、その大変さを通して、状況を改善するためにどうしたらよいのか、考え、実践する力を身につけることができました。夫と相談し合い、協力することで、日々のタスクを阿吽の呼吸でお互いこなすようになりました。夫婦の絆も深まったように思います。

 これから子どもが成長するにつれて、状況が変化し、その時々の壁にぶつかると思いますが、いつでも前向きに捉え、変えていけるよう、私たち夫婦も成長しつづけていきたいと思っています。

(執筆者:nana26)