「入園グッズ、作ったほうがいい気もする。でも正直、めんどくさい…」
ミシンを出す気力も時間もないし、作り方を調べるところから考えると、ため息が出る。
それなのに、
- 買ったら手抜きだと思われないかな
- 手作りじゃないと、子どもがかわいそうかな
- みんなちゃんと作ってるのに、自分だけラクしていいのかな
そんな罪悪感だけが、頭の中に残ったまま。
園からは直接「作ってください」とは言われていないとしても、どこかで「入園グッズ=手作り」みたいな空気を感じて、決めきれないまま時間だけが過ぎていく。
娘の入園を控えていた過去の私が、まさにこの状態でした。
この記事では、「作るか・買うか」の正解を押しつけるのではなく、罪悪感を抱えたまま立ち止まっているママが、『これでいいんだ』と前に進める考え方を、実体験を踏まえてお伝えします。
入園グッズを作るか買うかで迷ってしまう理由

「作るか、買うか」ただそれだけの選択なのに、なぜこんなに悩むのか。
それは、ママ自身の問題ではなく、迷ってしまいやすい条件がそろっているからです。
手作り=愛情という空気をどこかで感じてしまうから
誰かに直接言われたわけではないのに、
「手作りのほうがちゃんとしてる気がする」「既製品だと味気ないかな」
そんなふうに、“お母さんはこうあるべき”というイメージが知らないうちに自分自身を責めてしまいます。
時間も体力も足りない中で決断を迫られるから
入園準備をしている時期は、仕事・家事・下の子の育児などで、ただでさえ余裕がありません。
「材料を用意するだけで一仕事」
「調べながら作るのは想像以上に時間がかかる」
分かっているからこそ、先延ばしにしたくなって、余計に迷ってしまうんですよね。
園によってスタンスが違い、正解が見えにくいから
園からは「ご用意ください」としか書かれていないところもあれば、「できるだけ手作りで」と書かれている園もある。
自分の園はどうなんだろう。どこまで守ればいいんだろう。
もし買っていったら、なにか言われるのかな・・・
園ごとに基準が違ったりするので、ネット情報などでは解決できず迷ってしまいます。
子どものためを思うほど不安が増えるから
「手作りの子と比べて、嫌な思いをしないかな」
「入園後に他の人に何か言われたらどうしよう」
そういった不安もあるのではないでしょうか。
でも実際は、子どもが気にしているのは“自分のものだと分かるか”“好きな柄かどうか”くらいなことが多いんです。
親の想像と、子どもの現実にギャップがあることで、迷いが長引いてしまいます。
私が「買う」に振って良かったと思えた理由

まず前提として、私の保育園では「絶対に手作りしてください」という指定はありませんでした。
それでも正直迷ったのですが、「無理して入園グッズを手作りする」という選択肢は現実的ではなく、思い切って“買う”に全振りすると決めました。
私が買う方向に振ってラクになったのは、ここでした。
- グッズにこだわるより、機嫌よく過ごすほうが子どもに良い
無理してイライラしながら子どもと接するより、買って時間を作って、笑顔で準備したほうがいい。 - 罪悪感は“思い込み”だった
「既製品でごめんね」じゃなくて、「今の私が笑って過ごすために買う」に言い換えるだけで、気持ちが変わりました。 - 入園後、手作りかどうかは驚くほど話題にならない
使っていくうちに、ほつれたり色あせたりします。
そのとき残るのは、グッズの出自より、日々の声かけや安心感でした。
そして今ではこう思っています。
入園グッズは“愛情の証明”じゃなくて、“毎日回すための道具”です。
正直、「作りたい人は作る」でいい。
でも「作りたくない人」「作れない人」もいる。
家庭事情はそれぞれですし、自分ができる範囲で、無理しないことが一番だと思います。
後悔しない選び方:判断基準・園への確認・ラクに進める手順

ここからは、「作るか、買うか」で迷っているときに、自分で納得して決めるための考え方と手順をまとめました。
正解を決めつけるものではありません。
「うちはこうしよう」と、迷いを少し減らすヒントとして読んでもらえたらうれしいです。
①まず“守りたいもの”を決める(3分でOK)
- 守りたいこと:例)寝不足にならない/イライラしない/週末は休む
- 不安なこと:例)周りの目/園の指定/子どもの反応
- 使えるリソース:時間・予算・ミシン有無・裁縫スキル・協力者
これがあなたの「判断軸」になります。軸があると、迷いが減ります。
②「全部作る/全部買う」をやめて、ミックスで最適化
おすすめはこの切り分け。
- 作る(少数精鋭):サイズ指定が特殊/作るのが楽しいものだけ
- 買う(主力):洗い替えが必要/強度が欲しい/汚れやすいもの
- オーダー/キット:手作り風にしたいけど時間がないもの
ポイントは、“気持ちが上がる1〜2点だけ手作り”でも十分ということ。全部に愛情を詰めようとしないで大丈夫です。
③園へ「角が立たない」問い合わせ方
園の指定が曖昧で不安なときは、こう聞くと角が立ちにくいです。
- 「指定サイズに合っていれば、既製品でも問題ないでしょうか?」
- 「手作りが難しくて…。購入やオーダーでも大丈夫ですか?」
- 「素材や紐の形など、安全面で必須条件はありますか?」
“手作り可否”より、園が本当に気にしているのは 安全・サイズ・名前付け だったりもします。
④チェックリスト化して、決断を“作業”に落とす
- 品名
- 園のサイズ指定
- 作る/買う/外注
- 〆切(いつまでに必要か)
- メモ(洗い替え必要、など)
一覧で見えると「これは買う」「これは週末に作る」が一気に決まります。
⑤罪悪感が出たときの切り替えフレーズ
心の中で、こう置き換えてください。
- 「今日は一緒に笑う時間を優先した」
- 「これは今の私にできるベスト」
そして可能なら、子どもと一緒に「どの柄がいい?」と選ぶ。
“一緒に選んだ体験”が、いちばん愛情として残ります。
よくある不安(FAQ)
私自身の体感や、周りのママさんの情報をもとに、よくある不安をまとめました。参考にして下さいね。
- Q:既製品だと浮く?
A:気にしているのは親側が多め。目立つのが不安なら、色味をベーシックにして柄で遊ぶのがおすすめ。 - Q:手作り指定の園だったら?
A:まず園に確認を。難しい場合はオーダーやキットも選択肢。「指定サイズ・安全面が守れているか」を優先。 - Q:結局どっちがコスパ良い?
A:材料・道具・失敗リスク・時間コストまで含めると、買ったほうがラクなケースは多いです(逆に作るのが趣味なら手作りが最強)。
まとめ:作りたい人は作る。作りたくない人は買っていい。
入園グッズは、ママの頑張りを証明するものではありません。「ちゃんと使えて、ちゃんと毎日が回る」ことが正義です。
作りたい人は作ればいい。
作れない人、作りたくない人は、買う・頼る・外注する。
それで、いい。
グッズより大事なのは、あなたの余裕です。その余裕が、子どもの安心になります。
どうか「これでいいんだ」と、肩の力がふっと抜けますように。
(執筆者:あい)

