子どもが生まれ、少しずつ大きくなるにつれて、「今の家では手狭になってきたな」「もっとのびのび子育てできる環境にしたいな」と、現在の住まいへの不満が生じてくるご家庭は多いものです。
いざ「家づくり」を本格的に考え始め、夫婦で住宅展示場へ足を運んでみたものの……。
理想の家を見つけて見積もりをとってみたら、「総額が想像以上に高くて驚いた」「何にいくらかかっているのかサッパリわからない」という壁にぶつかった経験はありませんか?
家づくりにおいて一番大切なのは、「夫婦で納得いくまで話し合うこと」です。
しかし、お互いに「自分はこう思う」「今の家計ではこれが限界」と意見をぶつけ合うだけでは、堂々巡りになってしまいます。
そこで今回は、夫婦で客観的に家づくりのコストを把握し、冷静に話し合いを進めるための方法と、便利なシミュレーションツールの活用法をご紹介します。
なぜ家のコストはわかりにくい? コストの決まり方を知ろう
見積書を見ると、「基礎工事費」「木工事費」「設備工事費」など、専門用語が並んでいて戸惑ってしまいますよね。さらに「坪単価」と言われても、実際には付帯工事費や諸経費が含まれておらず、最終的な総額とかけ離れてしまうこともよくあります。
まずは、家づくりの基本となる「コストの正体」について、夫婦で共通認識を持っておきましょう。家のコストは、大きく以下の要素で決まります。
広さ(㎡)は「1階の広さ」と「延床面積」の2種類
家づくりにおける広さのコストは、主に2つの面積に比例します。
- 1階の広さ(建築面積):基礎工事や屋根の施工面積にほぼ連動します。平屋にすると1階部分が広くなるため、基礎と屋根のコストが上がりやすくなります。
- 延床面積(フロアの合計面積):外装、床、壁面、内装、天井の施工面積に連動します。家全体が大きくなればなるほど、材料費や大工さんの手間賃も比例して上がります。
設備の「個数」と「グレード(単価)」
窓の数や、キッチン、トイレ、お風呂などの設備は「個数」で計算されます。そして、それらを最新機能にするか、標準仕様にするかという「グレード」が「単価」になります。
技術料とデザイン料(ブランド料)
- 技術料:施工の複雑さ(家の形の凹凸など)や、耐震性、断熱性、気密性を高めるための施工にかかる費用です。
- デザイン料:有名建築家にお願いする場合や、大手ハウスメーカーの「ブランド料」が含まれます。
これらを合計したものが家の総額になります。つまり、「広さ」「設備の数とグレード」「性能」「ブランド」をどう選ぶかが、コストコントロールの鍵なのです。
「150工程シミュレーター」を使って夫婦でコスト感覚を身につける
それぞれの費用がどう変動するかがわかっても、素人が頭の中だけで計算するのは不可能です。夫婦で「これを入れたらいくらになるかな?」と相談するなら、「150工程シミュレーター」というツールを使うのが圧倒的におすすめです。
このシミュレーターは、家づくりにかかる費用を15のカテゴリー(基礎、大工、屋根、外装、内装など)で細部まで分解し、リアルタイムで見積もりを算出してくれます。
夫婦で一緒に条件を調整してみる
ぜひ、夫婦でパソコンやタブレットを前にして、一緒に条件を変えてみてください。
- 「将来のために、平屋(1階の面積大)にする? それとも総二階(コストを抑えやすい)にする?」
- 「窓を樹脂サッシ(断熱性アップ)にしたら、いくら上がる?」
- 「屋根をガルバリウムから瓦に変更したら、どうなる?」
- 「キッチンとお風呂のグレードを上げたいなら、バルコニーをなくしてコストを調整しようか」
このように、お互いの希望をシミュレーターに入力し、金額がどう変動するかを一緒に見ることで、「自分はこうしたい」という主観的な意見から、「この予算内なら、どちらを優先すべきか」という客観的な議論(事実ベースでの検討)へと引き上げることができます。
検討用「見積もりの詳細PDF」を出力して話し合いのベースに
シミュレーターでおおよそのイメージがつかめたら、夫婦での話し合いをさらに一歩進めましょう。
「150工程シミュレーター」では、「敷地面積」を入力し、「建築面積(ほぼ1階の面積)」と「延べ床面積」を調整した上でメールアドレスを入力すると、「見積もり結果の詳細PDF」(検討用のチェックシート)を出力することができます。
どちらか一人だけで家づくりを進めようとすると、どうしても「私が調べておいたから」と押し付けがちになってしまいます。しかし、夫婦で一緒にシミュレーターを使い、このPDFを手元に出力することで、「これは我が家にとって本当に必要か?」「このグレードで十分ではないか?」と、同じ目線で具体的なチェックと検討ができるようになります。
住宅展示場に行く前、あるいは行った後の冷静な振り返りのタイミングで、ぜひ夫婦揃ってこのPDFを広げ、理想の家づくりに向けた作戦会議を開いてみてくださいね。
▼150工程シミュレーターはこちらから
https://www.craftsman.fun/simulation1/
【150工程シミュレーター解説動画】
【コストの正体 解説動画】
(執筆者:にじこ)

