「毎日家の中では赤ちゃんが退屈しているかも…」「雨の中の散歩は大丈夫なの?」梅雨の時期、特に初めての梅雨を迎えるご家庭では、こんな悩みを抱えていませんか?
結論から言うと、梅雨でも赤ちゃんとの散歩は工夫次第で十分楽しめます!ただし、無理は禁物。天候や赤ちゃんの体調を見ながら、柔軟に対応することが大切なんですよ。
この記事では、雨の日でも赤ちゃんと快適に過ごすためのアイデアをご紹介するとともに、散歩に出かけるかどうかの判断基準や、「散歩しない」という選択肢の大切さについても触れています。
梅雨の季節を、赤ちゃんと心地よく過ごすヒントとして、ぜひ参考にしてくださいね。
赤ちゃんと梅雨でも散歩OK?3つの判断のポイント

散歩するかどうか迷ったら、3つのポイントでチェックしてみましょう。
- 天気予報をチェック:土砂降りや強風、雷の予報がある日は避けましょう。小雨や曇り空程度なら、適切な装備で散歩も可能です。
- 気温は快適範囲か:梅雨でも蒸し暑い日があります。赤ちゃんは体温調節が難しいので、20~25℃程度の快適な時間帯を選んであげてください。
- 湿度はどうか:高湿度は赤ちゃんの体に負担になります。湿度80%超の日は、外出時間を短くするか室内で過ごすのも良いでしょう。
何より大切なのは、ママ・パパと赤ちゃん自身の体調です。どちらかの調子が優れない日は、無理せず室内でゆったり過ごしましょうね。
雨の日でも楽しめる!赤ちゃんとの散歩術5選

①タイミング重視!朝より夕方の散歩が快適
梅雨時期は「いつ散歩に行くか」がとても重要なんです。
夕方の散歩がおすすめの理由
- 梅雨の雨は午前中に降ることが多く、夕方は小康状態になりやすい
- 気温も安定していることが多く、赤ちゃんにとって快適な時間帯
- 夏至前後は夕方でも明るい時間が長いため安心して散歩できる
天気予報アプリの雨雲レーダーを活用して、雨の合間を見計らうのもいいですね。
②ベランダや軒下で”半分外”を楽しむ
外出が難しい雨の日でも、「半分外」の空間を上手に活用しましょう。
ベランダ活用法
- 赤ちゃんを抱っこして5~10分程度外気浴するだけでも十分な刺激になる
- 雨の音や匂い、湿った空気感など、室内とは違う感覚を赤ちゃんに体験させてあげられる
- 雨粒がベランダの手すりに当たる様子を見せると、赤ちゃんはきっと興味津々!
この「半分外」体験は準備も簡単で、天候が急変しても安心です。赤ちゃんの様子を見ながら、無理のない範囲で外の空気に触れさせてあげてくださいね。
③おうちの中に”散歩ゾーン”を作る工夫
雨が強い日は、お部屋の中に「散歩気分」を作りましょう。工夫次第で、おうちでも散歩の楽しさが味わえますよ!
室内散歩コースづくり
- リビングから寝室、キッチンなど、家の中を回遊できるコースを作ります
- 窓際を通るルートにすれば、外の景色や雨の様子も楽しめますね
- 「今日はお部屋散歩ツアーよ」と声をかけながら歩くと、赤ちゃんも楽しめます
五感を刺激する仕掛け
- コースの途中に触って楽しいおもちゃや音の出るアイテムを置いておくと、発見の喜びがあります
- キッチンでは野菜の香りを嗅がせたり、窓を少し開けて雨の音を聞かせるのもいいですね
毎日少しずつ変化をつけると、赤ちゃんの好奇心がグングン育ちますよ!
④レイングッズで”特別な外出”に変える
雨の合間に外出するなら、かわいいレイングッズで赤ちゃんを守りましょう。
おすすめレイングッズ
- 抱っこ紐用レインカバー:赤ちゃんの全身を雨からしっかり守ります
- ベビーカー用レインカバー:透明素材なので、赤ちゃんも外の景色を楽しめますよ
- 親子で使えるレインケープ:ママ・パパと赤ちゃん両方をカバーできる大きめタイプも便利です
カラフルなレイングッズを選べば、雨の日の散歩が「特別なお出かけ」に変わります。「雨の日だけの特別装備だね」と声をかけながら着せると、赤ちゃんも嬉しい気持ちになりますよ。
⑤散歩中に自然の音やにおいを一緒に感じる
雨の日や雨上がりの散歩には、晴れた日には味わえない特別な魅力がたくさんあるんです。
雨の日だけの感覚体験
- 音を楽しむ:傘に当たる雨音、水たまりの音など、普段は聞こえない音に耳を傾けてみましょう
- 匂いを感じる:雨上がりの土の香り、濡れた木々の匂いは格別です
- 色の変化を見る:雨で濡れた葉っぱや花はより鮮やかに。「見て、お花がきれいになったね」と声をかけてあげましょう
赤ちゃんは五感を通して世界を理解していきます。雨の日の散歩は、普段とは違う感覚を味わえる貴重な機会なんですよ。
雨の日は散歩せず割り切るのもあり

毎日散歩に出かける必要はありません。「散歩しなきゃ」ではなく、雨の日は思い切って「散歩しない日」と割り切ることも大切です。
室内で楽しむ代替活動
- 手遊び歌やベビーマッサージで、スキンシップを楽しみましょう
- 絵本の読み聞かせは、赤ちゃんの心の安定にもつながりますよ
- お風呂の時間を少し長めにとって、水遊びを楽しむのも素敵な気分転換になります
公共施設の活用
- 児童館や子育て支援センターなど、雨でも安心して過ごせる施設を利用するのもいいですね
- 大型ショッピングモールなら、天候に左右されず広い空間で気分転換ができます
赤ちゃんにとって最も大切なのは、安心できる環境とママ・パパとの触れ合い。
「毎日散歩しなければ」というプレッシャーから解放されて、雨の日ならではのリラックスした時間を大切にしてくださいね。
まとめ
梅雨の時期の赤ちゃんとの散歩は、工夫次第で十分楽しめます。
天気・気温・湿度の3つを確認して、夕方の散歩や半外空間の活用、室内散歩コースの作成、カラフルなレイングッズの活用、雨ならではの感覚体験など、状況に合った方法を選びましょう。
また、雨の日は無理せず室内活動や施設利用も大切な選択肢。
何より赤ちゃんとママ・パパの体調が最優先です。柔軟な気持ちで梅雨時期を過ごせば、この季節ならではの特別な体験と思い出が作れますよ。
赤ちゃんとの大切な時間を、梅雨の風情とともに楽しんでくださいね。
(執筆:あい)