【在宅ワーク&育児】在宅ワークと1歳自宅保育の両立は可能!|時間を生み出す工夫とコツ

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(画像:Canvaにて作成)

在宅ワークをしながら、自宅で子どもを保育するのは想像以上に大変です。
「仕事が進まない」「子どもが昼寝してくれない」「家事も山積み…」――そんな悩みを抱えている方は少なくありません。

私自身、現在は1歳の次女を出産してからwebライターとして在宅ワークをスタートしましたが、最初は思うように作業が進まず、育児と仕事の両立に悩む日々が続きました。集中できる時間は限られており、スケジュール通りに進まないこともしばしば。ですが、工夫次第で少しずつ「仕事と育児の両立」ができるようになってきました。

この記事では、在宅ワークと自宅保育を両立するための時間のやりくり術を、私自身の体験談を交えながらご紹介します。同じように悩んでいる方の参考になれば幸いです。

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在宅ワークと自宅保育の両立はなぜ大変?

chatGPTで作成

在宅ワークは通勤が不要で、自分のペースで働けるという大きなメリットがあります。
しかし、自宅保育と組み合わせると一気にハードルが上がるのも事実です。ここでは、実際に私が感じた「大変さのポイント」を挙げてみます。

常に子どものペースに左右される

0歳や1歳の子どもは、まだ生活リズムが安定していません。突然泣き出したり、授乳やオムツ替えが必要になったりと、仕事を中断せざるを得ないことが多々あります。集中して作業できるはずの時間が、あっという間に削られてしまうのです。

集中できる時間が限られている

子どもが昼寝をしている時間や、朝起きる前、夜寝かしつけた後が「勝負の時間」になります。しかし、昼寝が短かったり夜泣きがあったりすると、そのわずかな作業時間さえ削られてしまいます。結果として、「納期までに仕上げられるだろうか」と焦りを感じることも少なくありません。

家事・育児・仕事が同時進行になるプレッシャー

在宅で過ごしていると、仕事だけでなく家事も目につきます。洗濯物がたまっている、食事の準備をしなければ…と、常に「やらなければならないこと」に追われがちです。自宅にいながら仕事も家事も育児もこなす状況は、思った以上にプレッシャーが大きいと感じました。

自宅保育しながら在宅ワークのリアルな1日(1歳+年長児)

こちらが5歳児、1歳児育児中の筆者の1日のスケジュールです。

時間帯子どもの様子親の過ごし方・仕事の進め方
5:00~7:00次女はまだ寝ていることが多い朝活タイム:静かな時間に記事執筆・リサーチなど集中作業
7:00~9:00朝食・身支度、長女の準備子どもたちのお世話・朝家事。9:00に長女を保育園へ送迎
9:00~10:30次女と散歩・遊ぶ・授乳など仕事は小タスク程度。子どもと関わる時間を優先
10:30~13:00次女が昼寝(2~3時間)メインの仕事時間:原稿執筆、編集対応、クライアント連絡など集中タスクを一気に進める
13:00~15:30次女と遊び・おやつ・家事合間に軽作業や調べ物なら可能。納期があるときは抱っこしながらPC作業も…
16:00長女のお迎え以降は子ども2人と過ごす時間。遊び・夕食準備・お風呂・寝かしつけ中心
20:30以降子どもが就寝余力があれば仕事の仕上げやメール対応。翌日の準備を整えて就寝

実質の稼働時間は、5時間程度。年長の長女は子ども園に通っていますが、1歳の次女はまだ自宅保育なので24時間一緒です。主に、子どもたちが起きてくる前の早朝と、次女のお昼寝の時間に作業をするようにしています。

自宅保育しながらの在宅ワークでの時間のやりくり

chatGPTで作成

在宅ワークと自宅保育を両立するには、「まとまった時間をどう確保するか」がポイントです。私自身の体験から、特に役立った工夫を紹介します。

① 早朝を「ゴールデンタイム」にする

子どもが起きる前の2時間は、1日の中で最も集中できる時間です。静かな環境で頭が冴えている朝に、文章執筆や企画立案など優先度の高い作業を済ませてしまうと安心感が違います。

② 昼寝時間は「集中作業」にあてる

1歳児の昼寝は2時間前後が多く、まとまった作業時間を確保できる貴重なチャンスです。この時間にクライアント対応やリサーチではなく、アウトプット(記事執筆や編集)を優先すると効率的です。調べものやメールは、子どもが起きている時間に回すのもポイントです。

③ 家事は「完璧を目指さない」

在宅だと家事が気になりますが、毎日全部やろうとすると確実にパンクします。

  • 洗濯は大物を干した後乾燥機を活用
  • 食事は作り置きや宅配を活用
  • 掃除は「ここだけ」と場所を決めて短時間で済ませる
     など、手を抜くことを前提に考えると心が軽くなります。

④ 子どもが機嫌のいい時間は「軽タスク」で埋める

午前中やおやつ後など、子どもが比較的落ち着いて遊んでいる時間帯は、メール返信や資料確認など細切れでも進められる作業を入れるとスムーズです。膝の上で抱っこしながらスマホでチェックするだけでも「進んでいる感」が出ます。

⑤ パートナーや周囲の協力を得る

どうしても集中が必要なときや納期に間に合わなさそうなときは、パートナーの帰宅後や休日に子どもを見てもらう、一時預かりを利用するなど、「頼る工夫」も大切です。全部を自分で抱え込むと続きません。

私は次女が生後半年を迎えたころから、「子ども誰でも通園制度」を活用して週に1日程度、午前中のみですが子ども園に預けることにしました。午前の3時間、完全にフリーになり、帰宅後は疲れてぐっすりお昼寝をしてくれます。「誰でも通園」の日は、かなり効率的に仕事できるようになりました。

在宅ワーク×自宅保育、トラブル時のリアル対応法

在宅ワークと自宅保育をしていると、どんなに計画を立てても「想定外」のことは必ず起こります。私も何度も作業を中断され、焦った経験があります。ここでは、よくあるトラブルとそのときの対処法を紹介します。

子どもが打ち合わせ中にぐずってしまった!

オンライン会議中に泣き声が響いてしまうことは避けられません。私自身も最初は焦りましたが、契約時に「小さい子どもがいる」と正直に伝え、理解のあるクライアントとお仕事をするようにしました。

さらに、打ち合わせ前には

  • 「お昼寝時間が調整できない場合は子どもが映り込むかもしれません」
  • 「抱っこしながら参加することもあります」
    といった点を事前に了承してもらっています。

その結果、実際にぐずってしまった場面でも「大丈夫ですよ」「うちも同じですから、気にしないでね」などと言っていただけて、安心してやりとりできました。最初から前提を共有しておくと、自分の気持ちもぐっと楽になります。

納期が迫っているのに作業が進まない

子どもの体調不良や夜泣きで予定していた仕事時間が取れないこともあります。そんなときは、「優先順位の高い部分だけでも納品する」 というスタンスで調整します。クライアントに早めに状況を伝えると、案外柔軟に対応してもらえることも多いです。

夜泣きで疲れて動けない…

子どもも仕事も大切ですが、親自身が倒れてしまっては元も子もありません。私自身も、次女が生後半年頃に夜泣きが酷くなり、睡眠不足で体調を崩し気味になったことがありました。

そのときは思い切ってクライアントに連絡し、納期をゆったりめに調整してもらうようお願いしました。睡眠時間が取れないと心身ともに不安定になり、仕事どころではなくなってしまいます。だからこそ、休息を優先し、クライアントに理解を得ながら調整することが大切だと感じました。

ありがたいことに、次女が1歳近くになると夜間の睡眠が安定してきて、私自身も心身に余裕が戻りました。そのタイミングで、仕事量を徐々に増やすこともできるようになったのです。

在宅ワーク×自宅保育で心の余裕を持つためのポイント

在宅ワークと自宅保育を続けていると、どうしても「やることに追われている感覚」が強くなりがちです。だからこそ、心の余裕を持つ工夫が欠かせません。

① 「できなかったこと」より「できたこと」に目を向ける

予定通りに作業が進まなかったとしても、子どもと笑顔で過ごせた、洗濯だけは終わらせられた、1件納品できた、など小さな達成を見つけると気持ちが楽になります。完璧を目指さず、できたことを積み重ねていく姿勢が続けるコツです。

② 周囲に頼る勇気を持つ

パートナーや家族、保育サービス、ファミサポなど、頼れるものは積極的に頼ること。私も次女の夜泣きで疲れ果てていた頃、クライアントに納期を調整してもらった経験があります。無理をせず「助けてください」と伝えることは決して甘えではなく、両立を長く続けるための大切な工夫です。

③ 一人時間を意識的に確保する

仕事と育児だけで一日が終わると、どうしても疲れが蓄積してしまいます。ほんの10分でもお茶を飲む、好きな音楽を聴く、散歩をするなど、「自分だけの時間」を意識的につくることでリフレッシュできます。

まとめ|在宅ワークと自宅保育は「無理なく続ける工夫」が大切

在宅ワークと自宅保育の両立は、計画通りにいかないことの連続です。ですが、

  • 早朝や昼寝時間をゴールデンタイムにする
  • 家事は手を抜く
  • クライアントや家族に理解を得て調整する

といった工夫をすれば、意外と時間は作れるものです。

そして何より大切なのは、自分自身を追い込みすぎず、心身を整えること。子どもの成長とともに生活リズムも変わり、働き方の幅は広がっていきます。焦らず、自分なりのペースで「育児と仕事の両立」を形にしていきましょう。

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    (執筆者:AKKA)